#4 アンチアルゴス・アンダーグラウンド-カイバラ-
「わかった」
ワタナベからの通信を切って、メンバーに内容と指示を伝える。
「やはりアルゴスが相当数いるようだ。先遣隊は先に進むため、本隊でB2階のアルゴスを処理する。ポゥはここで待機、Kアミドの追加手配を頼む。届いたら、建物内へ搬入してくれ」
「了」
ポゥは短く応えると、すぐに作業に取り掛かった。
「おっしゃ!いくぞー!」
「はいはぁーい」
マツダとローズは勢いよく立ち上がる。
機動隊がミーティングを終えて、本隊の一部が建物内へ入っていくのが見えた。あちらも本格的に動き出すら