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アンチアルゴス・アンダーグラウンド

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逆噴射小説大賞2024応募作品の続きを書きました。全10話。 異形の生物「アルゴス」を崇拝する新興宗教団体の地下施設へ先遣隊として派遣された竹本と森野。心許ない装備で放り込まれ…
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記事一覧

#10 アンチアルゴス・アンダーグラウンド-サテライトオフィスにて-

D地区サテライトオフィスで待機していた三人の端末に本社から通知が入った。全社員向けの通知…

大石笹身
2か月前
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#9 アンチアルゴス・アンダーグラウンド-竹本-

アンチアルゴスの勤務場所は地区毎に中央のオフィスと、それとは別にサテライトオフィスが点在…

大石笹身
2か月前
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#8 アンチアルゴス・アンダーグラウンド-竹本-

B5階への階段はやたらと長かった。3階分はある階段を降りきると、廊下の両側にはシャッターが…

大石笹身
2か月前
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#7 アンチアルゴス・アンダーグラウンド-カイバラ-

B2階の処理をようやく終えて、階下に降りる。 B3階では、トミーから得た情報を元に、機動隊が…

大石笹身
2か月前
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#6アンチアルゴス・アンダーグラウンド-フォルクハルト-

B4階は、階段を降りてすぐ広いフロアになっていた。天井も妙に高く、イベント用のホールの様だ…

大石笹身
2か月前
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#5 アンチアルゴス・アンダーグラウンド-森野-

B3階に降りる前に、再度全員に情報共有をした方が良いだろうと提案すると、竹本は頷き「じゃあ…

大石笹身
2か月前
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#4 アンチアルゴス・アンダーグラウンド-カイバラ-

「わかった」 ワタナベからの通信を切って、メンバーに内容と指示を伝える。 「やはりアルゴスが相当数いるようだ。先遣隊は先に進むため、本隊でB2階のアルゴスを処理する。ポゥはここで待機、Kアミドの追加手配を頼む。届いたら、建物内へ搬入してくれ」 「了」 ポゥは短く応えると、すぐに作業に取り掛かった。 「おっしゃ!いくぞー!」 「はいはぁーい」 マツダとローズは勢いよく立ち上がる。 機動隊がミーティングを終えて、本隊の一部が建物内へ入っていくのが見えた。あちらも本格的に動き出すら

#3 アンチアルゴス・アンダーグラウンド-竹本-

B1階の他の部屋はもぬけの殻だった。武装した信者はおろか非武装の信者もいない、階下へ退避し…

大石笹身
2か月前
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#2 アンチアルゴス・アンダーグラウンド-カイバラ-

物々しい人数で、武装した機動隊が建物を取り囲んでいる。眼光鋭くどっしりと構えているのが、…

大石笹身
2か月前
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#1 アンチアルゴス・アンダーグラウンド-竹本-

先遣隊として地下施設に乗り込んだオレは窮地に立たされていた。 敵は四人、全員サブマシンガ…

大石笹身
2か月前
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アンチアルゴス・アンダーグラウンド

先遣隊として地下施設に乗り込んだオレは窮地に立たされていた。 敵は四人、全員サブマシンガ…

大石笹身
4か月前
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