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親が嫌いだという子ども。

実家で過ごした20数年について、カウンセリングの先生に寄り添われながら過去を振り返って話している。
親子関係、家族関係。しか話すことがない。
3回もそうして過ごしているから不安になってくる。こんなことしてていいのだろうかって。
ただ、改めて気付いたことがある。
私は親が嫌いだ。関わりたくないのだ。最近仲良くしている姉たちも苦手だ。特に真ん中。
父の冷たさが嫌い
母の不安定さが憎い
死んだ祖母の承認欲求がウザい
真ん中の姉の僻みが嫌い
上の姉の真っ当さが苦手だ
母を育てた親戚一家に辟易する
祖母を捻じ曲げた戦争が憎い
祖母に育てられた父。出て行った叔父さん夫婦。
祖母に邪険に扱われた叔母さん。

"私の情緒に寄り添ってくれる大人はいましたか?"

いたんでしょうか?
いたと思い込んでいたんです、それはハッキリしました。そう思い込んで生きた方が安心できるから。私は普通だって。なんともないでーすって感じでどこ吹く風って感じで強く男の子みたいに、かっこよく颯爽と、生きてるって
ずっと思い込んでたんだね、私。
嘘も本当も、もうわからなくなっちゃったね。そして誰もそれを指摘できない。私が思う私らしさを、真と信じて生きているんだから。