オリゴ糖って何だろう
おはようございます。長田です。
とある日にうちにあったお菓子を見て疑問が湧きました
糖として吸収されないなら何に吸収されるんやと。
結論から言えば、人体では消化吸収できないとのことです。
そのプロセスや前提などを調べてまとめましたので以下をご覧ください。
▼目次
1.オリゴってなんぞや
2.フラクトオリゴ糖のはたらき
3.何として吸収されるか
4.まとめ
5.出典
1.オリゴってなんぞや
オリゴはギリシャ語で少ないという意味だそうです。
何が少ないのかと言えば結合の数だそうで、
単糖類→果糖、ブドウ糖
二糖類→ショ糖など
三糖類→ラフィノースなど
四糖類→スタキオースなど
多糖類(十糖以上)→デキストリン、でんぷんなど
一般的には三〜十糖類くらいまでをオリゴ糖と言います。
オリゴ糖でも消化性と難消化性のもので分けられ、一部難消化性だったりと色々な種類があります。
具体的にはイソマルオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖などがあるそうです。
2.フラクトオリゴ糖のはたらき
家で見つけたオリゴスマートというお菓子は
フラクトオリゴ糖というものを製品の一部に使っているとのことでした。
フラクはフラクトースの略称で、果糖という意味です。
つまり、果糖が連なったオリゴ糖というわけですね。
そしてここが大事なんですが、フラクトオリゴ糖は難消化性のオリゴ糖でした。
3.何として吸収されるのか
おさらいですがフラクトオリゴ糖は
難消化性なので小腸で消化されません。
その代わりに大腸で主にビフィズス菌に分解されるとのことです。
だから糖としては吸収されないということなんですね。
ビフィズス菌はほかの菌類に比べてオリゴ糖を利用しやすい性質があります。
分解された果てには短鎖脂肪酸になるとのことでした。
先にも述べましたが、結論としてそもそも人体では消化吸収というプロセスが行われないということになります。
4.まとめ
・オリゴ糖は三〜十糖類のものを言う。
・消化性のものと難消化性のものがある。
・フラクトオリゴ糖は難消化性である。
・フラクトオリゴ糖は人体では消化吸収されない。
5.出典
・オリゴ糖-eヘルスネット(厚生労働省)・オリゴ糖とは・ビギナーのためのオリゴ糖入門・「オリゴ糖」って何だろう?株式会社パールエース・フラクトオリゴ糖とその「はたらき」・ここがすごい!フラクトオリゴ糖3つの働き・明治、糖として吸収されないフラクトオリゴ糖使用のチョコレート発売(マイナビニュース)・消化吸収のメカニズム・メイオリゴの機能性データ