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その日、僕は使徒に出会った

ある日の朝のカフェにて、僕は出会ってしまった…使徒に

それは明らかに異様な光景だった。

カフェの椅子が!1箇所に集まっているではないか!それも何個も!

それはよく見なくても分かる、お年を召した方々の集会ではないか…

ざっと数えて15人。おそらく町内会のこととか、その周辺のことを話している方々だったんだろう。楽しそうに話してた。

いや、確かに旭川市は全国的に見ればコロナの感染者は少ない方だ。二桁すらいかない。わかるよ。気持ちが緩むよ。わかる。それは分かるが…

15人はやりすぎじゃ!これはもう使徒襲来だよ!しかも会話の声も結構でかい!これか!使徒は!

僕はSPIの勉強を加速させようと、少ない時間を活用しようと、意気揚々としていた。全然関係ないけど久しぶりに本も買ったし。少ない時間でもやろうとしてる自分、えらすぎると思った矢先に。

完全に僕の中のスイッチが切れる…はずだった。

でも僕は昨日この記事と"出会ってしまった"

僕の場合、子連れではなかったが使徒は本当に急にくるものなんだな、とかなり実感したよ。

進研ゼミなのか!そうなのか!

僕はマジで、集まっている椅子の周りに空いている空間、そこにATフィールドがあるんじゃないかと思うようになってきた。

いや、実を言うと最初に襲来してきたときはあまりその集団も会話をしてなかったのだ。まだ、よかった。

でも僕は筆記用具を忘れたことに気が付き、文房具コーナーで100円のシャーペンを買って戻ってきたら…

そこは火の海だった。誰も近寄れない。誰も注意できない。でも誰しもが不快になる。会話が盛り上がるという現象が起こっていた。

あんたバカァ?!

そう、みんな心の中ではそう叫んでいる。わかる、

自分の体がビリビリ、ビリビリする感覚がする…今すぐにでも逃げ出したい…逃げ出したい?

そうだよ!つい昨日この記事を見たばっかりじゃねぇかよ!

酒のつまみにするしかない…俺は酒のつまみにするぞ!という決心の中、黙って机に向かった。

心の中から「1回修行してみろ、そうしたらいいぞ」と訴えられたような気がした。そうして今すぐにでも椅子を蹴り上げたい気持ちを抑えた。

本当はアイスルイボスティーのカフェイン抜きのグラスをぶん投げたかった。そこで買った100円のペンも。何もかも。

更に昨日僕はN.W.A.というHIPHOPグループの映画、Straight Outta Comptonを見たせいでメンタルギャングになっていた。

そうして僕は6ページほど勉強をし、急いでその場を立ち去った。

僕は健康の限りを尽くした。今持てる最大の力を使った。結果は…

このnoteを書けたことが最大の成果

これになってしまった。

おもろい?結果を期待していた人、ごめん

残念ながら僕は僕のためにこのnoteを書いてるのだから。

でも少し耐えてくらがり?をやるっぽいことをしたら「吐き出し」のような形で文章を書けることが分かった。

人生はゲーム、そりゃこういうイベントも起こると学べた良い瞬間だった。

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