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キャリアの悩み②。キャリアマップを描いてみた。国際開発?それとも・・・

今日も今日とてキャリアの悩みを。
何と言っても、もうあともう2習慣ほどで帰国なのだ。
自分の悩みを言語化すると、自分への理解が深まるので悩んで考えている時こそ、これが欠かせない。


帰国したら就職活動をする予定だ。就職活動それ自体は結構楽しみだ。色々な選択肢を覗いて未来を考えることは楽しい。

しかし、自分の選択をするという点においては、悩みが尽きない。

僕がキャリアを悩んでいる理由は主に2種類の原因があると思う。
それは
・やりたいことが多い
・それぞれの仕事が実際にどんなものなのか分からない
というものだ。

つまり「やりたいことがたくさんある」→「(悩んで悩んで)これがいいかな・・・?」→「でもよく考えたらこれの仕事の実態を知らないし、入社前と後のギャップは必ず存在するもの」→「他の選択肢を捨ててもこの不確かな選択肢を取っていいのかな?」というサイクル。

【やりたいこと】
・国際開発
・コンサル
・ITエンタメ(事業会社)
・個人ビジネス

そしてこの悩みをさらに深刻にさせているのは、自分の求めたいキャリアの一つが「国際開発」であること。

やりたいこと①:国際開発

国際開発のキャリアと言っても色々ある。ペーパーワークの上流とプロジェクトベースの中流に分類しよう。

https://dev-jp-consultant.com/article25/

この記事がJPOや世界銀行あたりのキャリアについての実情に近いだろう。

そう、上流を目指すなら、キャリアをフラフラしている時間の余裕がほとんどないのである。

このポッドキャストでもしばしば話が出るが、国際開発へのキャリアは

・インターン→コンサル→国際機関入り・・・
・コンサル→国際機関入り・・・
・JPO→国際機関入り・・・
*ここの「コンサル」というのは国際機関のConsultantというポストのことであって日本のコンサルとは全くの別物。

さらに世銀となると国際機関の上流になるため実力において優れている必要がある。(大手金融、戦略コンサル、博士号、などなど)

JPOは32歳までだ。

私は今24。Relevantな職歴(JICAなど)に3年使ってもう28になってしまう。博士を取るなら32でもうほぼアウトだ。

【国際開発へのキャリアルート】
JICA→インターン→コンサル→国際機関入り
JICA→コンサル→国際機関入り
JICA→JPO→国際入り
JICA→博士→YPP

となる。基本的にはこの4つの選択肢からその時の自分の状況(やりたいこと、モチベーション、身の回り)を外部環境を考えてキャリアルートを選んでゆくことになるだろう。

やりたいこと②:コンサル

その一方で、コンサルタントをやりたい自分がいる。これはまあ月並みの理由だが、短期間で多くの学びを得られると感じるからだ。すでに総合コンサルからの内定はあるものの、やはり戦略コンサルタントに挑戦したい。自分など歯も立たないかもしれないが、そもそもそのレベルの人間と競える環境に感謝したい。
まあほぼ無理でも戦コンと上のキャリアマップはそこまで相反しない。幸い、戦コンには長くいられないので転職ありきの思考になる。

【戦コンのキャリアルート】
戦コン→???

やりたいこと③:テク×エンタメ事業会社

そしてさらにその一方で、テクノロジー関係、特にエンターテイメントテックの会社に興味がある自分がいる。最先端テクノロジーに近いところで仕事がしたい。ベンチャー気質のあるところで働いてみたい。とにかく「面白い」と思えるような瞬間が多い職場で働きたい。例えばこの辺。

こっちの道にキャリアを進めるのも絶対に面白いと思う。
しかし、こっちに駒を進めた場合、国際開発キャリアやコンサルでキャリアを極めることは難しいだろう。

【ITベンチャーのキャリアルート】
・ITベンチャー→???(似た系統の企業◎、国際開発・コンサルは△)
・???→ITベンチャー

やりたいこと④:自分ビジネス

そしてさらにそれに飽き足らず、私にはやりたいことがある。
それは自分でビジネスを持つことだ。

ここで言うビジネスは事業を作るとか、起業をするとかいう大それたことではない。確かにそのような憧れはあるが、まずやりたいのは「私自身が」「個人で」「何か価値を生み出し」「自分で稼ぐこと」。
これがやりたい。

胡散臭くたっていい。自分で稼いでみたい。雇われず。
一応補足するが、せっかくの人生、ぜひ雇われて働いてみたい。至極当たり前だが、企業の方がヒト・モノ・カネが揃っているから大きなことに携われる。だから会社で働いてみたい。

でも今の時代、明らかに価値生産が個人で可能になっている。せっかくこのような時代に生まれたのだ。数十年前に生まれた若者が手に入れたくても手に入らなかっらものが、今は安定を保証された状態で挑戦できる。だからやりたい。

これに関してはキャリアルートもくそもない。ただただ、地道に頑張るしかない。人生をコンテンツにしながら、さらに自分がどんな専門価値・付加価値も持っているかを考える。

【自分ビジネスのキャリアルート】
・〜→努力・継続・学習・実行→〜

導き出したキャリアロードマップ

そこで結論としてできたロードマップはこんな感じ。

JICA/戦コン→インターン→専門コンサル→国際機関入り +個人ビジネス
JICA/戦コン→事業会社→インターン→専門コンサル→国際機関入り +個人ビジネス
JICA/戦コン→専門コンサル→国際機関入り +個人ビジネス
JICA/戦コン→事業会社→専門コンサル→国際機関入り +個人ビジネス
JICA/戦コン→JPO→国際入り +個人ビジネス
JICA/戦コン→事業会社→JPO→国際入り +個人ビジネス
JICA/戦コン→事業会社→博士→YPP +個人ビジネス
JICA/戦コン→事業会社→事業会社 +個人ビジネス

これでいいのでは。
JICAも戦コンも落ちたら総合コンサルで。総合コンサルを他より優先する理由がよく分からなくなってきた。

(数日後追記)
とここまで来て、また追記する。

JICAに入るということ、国際開発業界に入ることについて、何点かよく考えた方がよい。

・まずJICAはかなりの薄給である。月収20万、年収250万程度だ。
(総合コンサルは月収40万、年収540万)
在外事務所で働けば手当が出るので年収は1.5倍ほどになる。

・在外事務所で働けることが大きなアドバンテージになると思っていたが、いつ在外で働けるかどうかは分からない。駐在経験は5,6年後になる。

・やりがいを感じるか人によりそう。要は仕事内容は「調整役」ということになりそう。その調整とは基本的にペーパーワークの事務作業になる。

・自分の専門性は自分で努力しないといけない。何か自分の能力や知見がある分野で突出するということはなさそう。

・自分が国際開発分野入りするには「関連職務歴2年」と「途上国勤務歴」、「専門性」が必要になる。

・そこまでホワイトじゃない。残業もある時は余裕である。

(さらに追記)

国連入りの新しいルート。海外青年協力隊の国際機関派遣。
修士を既に持っている自分なら民間を経験しつつこのポストを狙えるか。


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