本当は悪いと思ってない人の話

日常のモヤっとした感情を引きずりがちなんですが、そんなモヤっとした感情とトコトン向き合って悩むのが趣味なので、結果あまり長時間悩む事が少ないササキです。

最近向き合って自分なりに腑に落ちた話を聞いて下さい。


なんか「あれ?もしかして悪い事しちゃったかな?」と思って、「なんかゴメンね」って謝ったら"追いキレ"されて余計ムカツいた。って経験ありませんか?

僕は器が小さいので割と良くあるんです。

「なんかごめんね」→「ああ、ほんとだよ。気を付けろよ。」→「あ??」みたいな。

『器』についても色々思うことがあるのでまた別で書きますが、それはそれとして、この”追いキレ”に対してムカついてしまう現象が自分の中で気になったので考えてみました。

まず大前提として、先に悪いことをしたと思って謝った僕がそのあといくら追加でキレられようともキレ返す権利はありません。はい。この話は完全に僕が悪いです。

そもそも何か相手が不機嫌になるような言動を自分がしてしまっているからこのような状態になっている訳で、これは逆ギレ以外の何物でも無いわけです。

それを大前提に置いたうえで、なんで自分は逆ギレしてしまうのかを考えてみたわけです。

まず「逆ギレする自分は何にムカついているのか?」って事なんですが、これは簡単で「謝ったのにまだ怒ってるの?え、そんなに怒るような事はしてなくない?」です。

という事は、このムカつきの根底には「そんなに悪いことはしてないだろ」という気持ちがある事に気が付きました。

つまり、「下手になりゃいい気になりやがって」です。

「謝ってんだから許せよ」と思ってる訳です。

ろくでもないですね。

僕はそれに気付き反省しました。

これからはしっかりと自分が悪いと思ってから謝ろうと思いました。

そして、自分が逆ギレしそうになったら「あ、オレ本当は悪いと思ってなかったんだ」と思い直そうと思いました。

気付いたからと言って生活が1ミリも向上しないけど、嫌な気持ちを1秒でも引きずらない為の気付きにはなりました。


そもそもそんな小さいことでムカつかない器の大きい人からすれば、終始何言ってるの?って話だと思いますが。

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