祈祷

光の影を見ている光の影をみている。
幾許か許された破ってしまった約束は雨になって散りゆく。
パラシュートを得た好奇心が落ちてる。
嫌な匂いが染み付いていくのが分かり、走り出してもより強い膜になるだけだ。
薬は僕を救わない。
僕は嘘をついてる。
一生この膜からは抜け出せない。

開かない花を想う夏は悲しくなってしまうだけだ。
毒ばかり飲ました彼は幸せになるだろうか。幸せになってほしい。
stepを踏み外さず、彼は幸せにならなければならない。
そうでなければならない。
だって花は咲くと言われ続けているから。

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