謹賀新年〜あえて「密」を求めて〜
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謹賀新年〜あえて「密」を求めて〜

衆議院議員 佐々木 紀(ささき はじめ)

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げますとともに、コロナ禍の中で迎えた今年はさらに強い気持ちで多くの課題に立ち向かっていく決意を新たにしているところです。
 さて、昨年は国土交通大臣政務官として、初めて政府内の職責を担い、多くの方々のお支えと叱咤激励に胸を熱くすることが多く、そのお陰で職務を全うできたと感謝しています。
 その政務官に一昨年就任してから昨年末までを振り返ると「新幹線で始まり、新幹線で終わった」一年半でした。政務官に就任して間もない2019年10月に北陸新幹線が令和元年東日本台風(台風19号)により長野車両センターで水没するというショッキングな出来事がありました。この時は「カニの解禁に間に合わせよう」と号令を発してオール国交省で取り組んだ結果、わずか13日間の運休で運転再開にこぎつけ、経済的損失を最小限に抑えることができ、安堵したことを覚えています。一方で、政務官退任後の2020年9月以降に北陸新幹線金沢-敦賀間の「工期が遅れる、予算が上振れる」と言う話があり、これには水没以上にショッキングでしたが、与党PTで議論し「地元負担“実質”ゼロ・負担感ゼロ、工期の遅れを2年→1年程度に圧縮、敦賀以西の担保をとる」ことができ、何とか地元自治体のご理解を得る形にもっていくことができました。1年程度遅れることにより様々な方面に影響がでますが、政務官時代の経験やネットワークを通じて、これから一つ一つ丁寧に対応していきます。
 また喫緊の課題は、何と言っても新型コロナウイルス対策です。未曽有の感染症との戦いの中で、感染拡大防止と社会経済活動の両立を果たさなければなりません。私も政務官として、公共交通事業者や旅館・ホテルや物販や飲食等の観光関連事業者を所管する役所にいただけに、これらの産業をはじめ、あらゆる地域、あらゆる業種の皆様が大変な状況にあることを目の当たりにし、これまでは事業の継続と雇用の維持を最優先に政策を総動員して対応して参りました。これからはワクチンや治療薬の早期の普及、特措法改正等の制度の見直しなど、withコロナ社会に向けた新たな体制づくりを進め、感染症を前提とした新しい生活様式が当たり前の社会を構築してまいります。
 コロナ禍は、社会や組織の脆弱な部分を浮き彫りにしたとともに、これまでなかなか進まなかった時差出勤やテレワーク、ウェブ会議などが普及し、働き方や暮らし方まで大きく変えました。あらゆる場面でデジタル化やIoT・AIの導入が進み、「リモート、ペーパーレス、ハンコレス」が当たり前の社会になりつつあります。この流れの中で、私が一番危惧するのは、社会の「分断化」です。デジタルトランスフォーメーション(DX)が進み、ソーシャルディスタンスと言われる物理的な距離をとることが行き過ぎて「心の距離」まで離れてしまうことを注意しなければなりません。密を避けることで、コミュニケーションまで奪われ、人への思いやりや社会とのつながりを忘れしまい、効率や利便性だけを重視するようになっては、生き甲斐や人間らしさが無くなったギクシャクした社会となってしまいます。
 「集うこと、触れ合うこと」こそ人間社会の原点です。私事になりますが、地元に帰って地域の方々と「会って、お話を伺い、握手する」活動がままならないことを実に残念に感じています。改めて「心」までもが分断されないように、コミュニケーションの大切さを身をもって思い知らされています。
 そこで今年から、私もwithコロナ時代の活動を意識し、集会や宴会が中心の活動からSNSやウェブを活用した活動に軸足を移していきます。定期的にメールマガジンやYouTubeチャンネルで政策や実績をアピールしながら、皆様との心の距離を少しでも近づけていきたいと思います。
「ピンチをチャンスに」。これまでの活動に加えて、新たな挑戦をすることで、活動の幅が広がり、より多くの方々とコミュニケーションが取れるようになります。これからも地域に「密」着した「ふるさと議員」として頑張っていきます。
今年一年も、倍旧のご支援をお願い申し上げ、新たな年を迎える言葉とさせて頂きます。

※写真は「松任芽」です。石川県白山市松任地区に古くから伝えられてきた福寿草の一種で、鮮やかな黄金色の花をお正月に咲かせます。

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衆議院議員 佐々木 紀(ささき はじめ)
前国土交通省大臣政務官。第49代自由民主党青年局長で衆議院議員(石川2区)の佐々木はじめです。「政治を身近に、わかりやすく」がモットーです。