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テクノロジーで解決!

フランスの農機メーカーの話を聞きました。
ワインで有名なフランスですが、今課題となっているのは、農薬の散布です。
全てのぶどうの木に万遍なく農薬を散布するためには大量の農薬が必要です。というのも農薬は風の影響を受け周辺に飛散することから、必要な量の倍くらい散布しないと行き渡らない。つまり散布量の半分は無駄になり、周辺の環境を害することにもなります。
また葡萄畑は勾配があるため散布機の横転事故も多々あり、散布者が農薬を被るなどの被害もあります。
ワイナリーでは、これらの課題をテクノロジーで解決しようとしています。
例えば散布機を自動運転にすれば人が巻き込まれる事故は防げますし、散布者が農薬を吸い込むこともなくなります。
また農薬に電圧をかけると静電気が発生し、対象物に吸着しやすくなるようで、これにより、効率よく農薬を散布することができ、使用量を減らすことができます。
これからの社会はテクノロジーを使えば、簡単に課題を解決することができ、生産性を高めることができます。
そのフランス人曰く「日本では未だに道端の草刈りを人間がしているんですね」。
人口減少・少子化で労働力不足は顕著です。機械やロボットで置き換えることができる分野は早く置き換え、人しかできない仕事に人材を集めるべきです。
よくfin techとか ed techとか、◯◯techというが、全ての分野でテクノロジーを導入する努力をしないといけない。
農業はagri tech、草刈りなどの維持管理はmaint tech、政治はpolit techですね。

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