最短効率インプット

はじめに

 新書などの教養本を読む時に「ドッグイヤー」「三色ボールペン」と「まえがき」が(僕には)効果的である、という推測にたどり着いた。

 え、誰でも知ってる?なにそれ恥ずかしい…。ま、まあちょっと聞いていってほしい。

何故「まえがき」か

 僕が雑学や教養の本をよんでいると、もっぱら気になることをボールペンでざんざか線を引くことになる。

 しかし僕は興味があらゆる方向に向いているイキモノなので、気になることには全部線を引いてしまう。

 そうなるとどうなるのか。

 そう、何処が大事なのかわからない真っ黒な本の出来上がりである。弐瓶勉の「BLAM」も真っ青な染色本だ。

 その前に役に立つのが、大体の教養本や知識の本にある「まえがき」である。ここには大体、読者に向けて著者が「どんな意図で」本を書いたがのっている。

 つまり、作品の「方向性」が書かれているのだ。その方向性にあったもので、自分が重要だと思うもの(作品のテーマに沿ったトピック)をチェックすることができる。

 「まえがき」をじっくりよめば、僕らはもうその本を掌中に収めたと言っても過言ではないのだ。(完全な個人の偏見と意見です)

まえがきを読んだら

 その本を読んで何をしたいのか、を決めておく。

 本を買ったり借りたりした以上、そのトピックが気になっている、ということだと言える。というわけで、その本で何の知識を得たいのか、というのを明確にしておく。こうすることで、自分にとって何が「重要なのか」をはっきりさせて、本の情報にあれもこれもと目移りする危険が減る。

ドッグイヤー

 とはいえ特に何も決めずに気軽に本を読みたい、という人はドッグイヤーだ。読みながら気になったページは片っ端から端を三角に折る。ドッグイヤーってわけで、気にせずどんどん折る。其処が自分が重要だ、と思っていることにつながるからだ。

三色ボールペン

 次に赤と青のボールペンを用意する。

 なお、手間なので使う場合は一本で解決できる3色ボールペンがオススメ。黒はなくてもいいが、僕は赤と青だけの2色ボールペンを見たことがないので3色である。なお、赤ペンと青ペンにしないのは単純に持ち替える手間がめんどくさいから。

 赤色で重要なところ、青は「まえがき」のテーマとはずれるが、他に気になるところ。

 このさい、「赤いところさえ見返せば、自分が重要だと思っていることを知れる」ところだけ引いていく。かつ、「見返す時に」楽ができるように「できる限り最低限のところだけ」引くように絞って絞って削って削って削り落とすのが大事だ。それさえすれば読み返す時にとっても楽なので。

 青色は好きに弾いてしまって良い。気に入っている所はぽんぽこ引けばいい。青が目立ちすぎて嫌なら、紙面に馴染む黒とかでも可。

これをやるとどうなるのか


メリット

 読みたい本の絶対読みたいところだけビックアップした、「俺専用の本」ができる。ついでに最低限なので読み返すうちに頭の中に覚えておきたいことだけが全部叩き込まれる。

デメリット

本が売れない

最初のうちはよく失敗する。

頭を使うのですごいつかれるから楽しむための読書には絶対勧めない。

おわりに

以上、いろんな本を読んでいったり、読書術の本などを呼んで色々試していくうちに落ち着いたインプットを最速で叩き込む方法である。

 なお、どれがいいとかは個々人あると思うので、無料のものよりちゃんとした書籍を買うのがオススメであるー。今日書きたいものはこんなところで、それじゃまたね!






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