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2020.06.21 曇 21°/28° 掘って植えて、掘って植えて

私が大好きな「剣客商売」という、池波正太郎先生作の時代劇小説がある。主人公の息子の大治郎なる人物が、毎日のように麦飯に根深汁、漬物といった質素なご飯を飽きることなく食べているシーンがあるのです。なんともシンプルな食事なのですが、ついつい私も食べたくなってしまう。

この「根深」現代でいう、白ねぎ・太ねぎの呼び名であったよう。

今日のカバーは 地上に出てきたら、あっという間に地中に逆戻り です

本当は昨日植え替えをしたかったのですが、まだまだ土は湿っていてどうも植え替え日和とはいかず、少しでも土が乾いてからと思って、今日の夕方まで待ってから植え替えを行いました。

直線に並んでいて、なんだか嬉しい

なんともねぎって不思議なもので。いろいろな呼び名があるのだけれど。そのなかでも紛らわしいのが以下の3つ。

白ねぎ ・ 青ねぎ ・ 太ねぎ

私のなかの認識では白ネギ・太ねぎって同じ認識なのだけれど、結局のところなんなのよって、ふと思い出すごとに頭がぐるぐるしてくるのだけれど。太ねぎの青い部分が「青ネギ」だし、下半分の白い部分は「白ネギ」ってことらしくて、なんだか変な感じがする。

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それに、さらに調べてみると「わけぎ」「ねぎ」「あさつき」って同じ仲間だけれど、厳密には違うんだよとも書いてあったり。もうなんだかわかりません。しかし「ねぎ」は根元から太さが変わらないのに対して、「わけぎ」「あさつき」は球根形の根っこから細い葉ねぎがでてくるとか。そう考えると「わけぎ」「あさつき」は玉ねぎともいえるのかしら?

そろそろ頭がパンクしそうです。こうして理解できずにそのままにしておくと、ふとした瞬間にまた迷い始める。ねぎって奥深いというか根深い。


青しそを2株だけ

敷き藁を買いに、JAのグリーンセンターに行ってきたら、苗売り場に青紫蘇だけ売れ残っていて、なんだかなぁって思って2株植えることにしました。青じそは種を播いたのだけれど、芽が出なくてですね。なんとも悲しい思いをしていたのですが、一度こうして植えてしまえば、来年はこぼれ種から勝手に出てきそうなので、初めから苗を買ってくればよかったのかも。

ケールの花蕾がたくさん

先日、初めてケールの花蕾を収穫して食べたのだけれど。なんて地味深いあじなのだろうと。自然の甘さがお口いっぱいに広がって、幾つでも食べることができそう。茎の部分ももっと甘くて美味しい。やっぱり人間様が美味しい美味しいって食べるのですから、青虫くんたちもまっしぐらなのがわかりますね。

今週は前半はずっとお天気下り坂。畑に行ける回数も減りそう。しっかりと雑草を取れるだけとってきたけれど、きっとまたたくさん生えているのだろうなぁと。

「夏は草との戦い」

なんていうことがありますが。戦わず、うまく共生できればいいのですが。しかし、人間が勝手に戦っているだけで、畑も元の自然に戻ろうとしているだけ。畑は人工物。そう考えると自然に戦いを挑んでどうするのでしょうってことで。やはり自然に人間は勝てない。そう思うと人間ってとっても小さな存在なのかもしれませんね。




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