『えらいこっちゃ』となること

私は毎日夢を見る。
毎日毎日、夢を見る。
子供の頃から考えると膨大な数の夢を見ている。

それらの夢はたまにどこかで繋がっていることもあるけれど、
ほぼ全てが違う夢である。

拳銃で打たれる夢、
飛び立ったばかりの飛行機が目の前で落ちる夢、
仙人がいるような場所に立って幻想的な景色を見ている夢、
インドでなにやら買い物をしている夢、
毒リンゴをもらって食べる夢、
大蛇がウジャウジャいる夢、
トイレがえらいことになっている夢、
面白いくらい永遠とスイスイ泳いでいる夢、
体中が鉛のように重く歩きたいのに歩けない夢、
大砲が近くまで撃ち落されて逃げ惑う夢、
すごい宮殿に立ち入っている夢、
等々
それも、例は断片的だけれども、
全てストーリがきちんとあるんです。
会ったこともない人の顔がリアルに見えたりもする。
夢中に脳内AIが生成しているのかもしれない・・・

が、ごく稀にパターンが同じものがある。
いくつかね。
その１つを昨日見た。
それはもう、『えらいこっちゃーーーー』
となる夢である。

わかります？
同じような夢を見る人、いると思います。

財布です。サイフ👛。
財布丸ごと無くなるのではなく、
財布を置きっぱなしにしていたことに気づき、
取りに戻ると案の定・・・
中味は空っぽ・・・
という夢です。

これは生きた心地がしない。
現金がなくなるだけならまだしも、
カード類も全てなくなっている。

あーーーーーーーーーーーっっっ

どうしよう？？どうしよう？？？どうしよう？？？？
と焦り、
カード会社に電話を・・・
夫さんに電話を・・・
近くに防犯カメラは付いていないか？？

などなどとあれやこれやと考えているうちに、
ハッっ！！！

と目が覚める。
これはなんとも後味が悪い夢でして。

私がよく夢をみることは家族も周知。
たまに面白い夢を見た時は話すのだけど、
この夢だけはなんだか言い辛い。

だって現実化しそうでしょ。

だから、私は財布に鈴をつけるのです。