生活
母が、「お酒は別に飲みたいわけじゃないんだよ、でも飲めなかったらつらいんだよ、」と言った。
なりゆきの会話の中で、ぽつんと私の胸の中に残る言葉だった。
続けて母がこう言った。
「病んでるんだよ」
母の特性からするとただ思いつきで言ったのかもしれないけれど、この言葉ばかりは今後忘れることはできないと一瞬で悟った。
聞き流してしまいたいようだった。
気付かないように、気付いて肯定してしまわないように毎日を鈍感に乗り越えていたんだった
視界は空虚のように広いのに低酸素状態の家人、先が見えすぎてしまっている環境
目標も夢もない生活では楽に生きられない人種
違う属種に変わって、この中で小さな努力をしようか
それとも今のままの考え方で、目標を探しに動き出そうか
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