原点回帰(やっぱり月村奎先生の小説っていいな)
月村奎先生の最新刊「ツァイガルニクの恋の沼」を読みました!
「ツァイガルニクの恋の沼」
著者:月村奎
イラスト:志水ゆき
〈あらすじ〉
「誰でもいいなら、別に俺だっていいだろう?」
都会から地元に戻って半年、
祖父母の経営していた市川糸店を継いだ
市川春音には好きな人がいた。
おさななじみで今は人気木工作家の二ノ宮航輝だ。
中学生時代、「男のくせに兄貴のこと好きなの?」と
軽蔑されたように言われて以来、疎遠になっていた。
でも、春音の姉と航輝の兄が結婚したこともあり、