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【読書】FISH! ー4つの行動原理ー

ほんの少しの意識変革とそれに基づく行動でどんな組織も変えられる。

とある研修の課題図書。これまで多くのビジネス本を読んできたが、なぜかこの本は自分のアンテナに引っかかっていなかった。
まだまだだなと思うと同時に、こんな出会いがあるから人からおすすめの本を聞くのが面白い。知識の幅が広がる感ある。

とある会社に勤める女性管理職が、活気のない職場を楽し楽しい想いでける場所に変えていく物語。
起きている時間の75%は仕事に費やしているので、それを楽しまなければ人生の半分以上はつまらないものになってしまう。ただ単に時間と対価を交換するのではあまりにももったいない。
四つの行動原理を実践することで、自分にも周りにも驚くような変化を導き出す。

四つの行動原理

その1:態度を選ぶ
仕事そのものは選べなくても、どんなふうに仕事をするかは自分で選べる。

その2:遊ぶ
真剣に仕事をしながらも、やり方次第で楽しめる。堅苦しくならずに、自然体で。そして丁寧にそれをやる。
それがエネルギーとなり、創造力を刺激する。
→遊びの効用
・楽しい気分だと人に親切にできる。
・楽しいときは創造性も高まる。
・時間が早く過ぎる。
・楽しむことは健康によい。
・仕事自体が報酬になり、報酬を得るための方策ではなくなる。

その3:注意を向ける
目の前のいまに注意する。周りの人たちに気を配り、何を必要としているかに注意を向けて話をする。

その4:人を喜ばせる
なるべくたくさんいい思い出をつくってあげる。だれかに楽しい思いをさせると、いい思い出がつくられる。
相手を尊重しながら一緒に楽しんでもらえるような方法を探す。
参加してもらい、距離を縮める。
誰かを喜ばせることに注意を集中していれば、常にポジティブな感情が生まれる。
→喜ばせることの効用
・ビジネスにとって好ましい。
・相手に良いサービスを提供すると、満足感が得られる。
・どうすれば人の役に立てるかという点に意識を集中すると、健全で良い気分をもたらし、さらなるエネルギーを生む。

その他気になったキーワード
・変える勇気
・行動を起こすのは自分
・自分の選択がほかの人もひきつける
・言葉が自分の世界をつくる
・率先してやってみせる

やり方や思想には共感。
あとはやるだけ。
ココが一番難しい。
分かっちゃいるけどできない…をどう突破するか。
めげない心と巻き込む力と行動力。
なんにでも通ずる。
逆に言えば、これさえあればどんな課題にも対応できる。
一歩ずつでいいから、思ったときに行動。そして継続。
自分も含め、これを読んだみんながどう変わっていくか楽しみ。


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