見出し画像

Fire Max 11を買った話

※ 2024年のプライムデー先行セールでおすすめの商品はこちらもどうぞ

毎年7月にAmazonでプライムデーという一年で一番安くなる(と言われている)セールがあり、そこで6月に発売されたばかりの『Fire Max 11』が元値34,980円から8000円引きの26,980円と大きく割り引かれていたので購入しちゃいました。

タブレットはiPad mini 6を持っているのですが、8インチということで手で持って読書したり寝そべって触る分には良いものの、置いたまま動画見るにはほんの少し物足りなく感じていまして。
「動画視聴用に10〜11インチのタブレットが欲しいな〜」と探していたところに今回のセールだったので思わずポチってしまったわけです。

激安中華タブも候補には入れてたのですが、それだとWidevine問題があって(いわゆるDRM)、動画再生用に欲しいのにNetflixやプライムビデオがHD再生できないんじゃ用途に合わなかったんでスルーしてたんですよね。

質感は素晴らしい

今までのFireタブレットはガワが樹脂製で値段相応の安っぽさがあり魅力を感じていなかったけれど、今回のFire Max 11はアルミ筐体になったことで高級感が増しました。
また、全体的に丸かったシルエットもシュッとしてカッコよくなりましたね。

動画鑑賞や読書がメインのタブレットということもありディスプレイのクオリティも高く、発色も良くてコントラストもパキッとしているので映画での暗いシーンも見やすいのは助かります。
これで溜まっていたウォッチリスト消化が捗りますわぁ。

Google Playは確かに使えないが・・・

Amazonが出したAmazonのサービスを活用するためのタブレットなため、Googleが提供するアプリストアのGoogle Playは入っていません。
代わりにAmazonアプリストアが入っているのですがまぁ…アプリの提供数が少ないため普通のAndroidタブレットのように使うのは難しい。
動画配信サービスだとプライムビデオはAmazonのサービスなので当たり前に使えますし、Netflix、Disney+、Hulu、ABEMA、U-NEXTはAmazonアプリストアにあるので問題なく視聴できます。

相変わらず使いづらいAmazonアプリストア

逆に自分が普段使っていてFire Max 11で使えなかったのは、YouTube、TVer、DMM TVの3つ。
全部Fire TV Stickでは使えるんだからタブレットでも使えるようにしてくれよ、というのが率直な気持ちでした。
YouTubeはGoogleとの過去の確執や競争相手ということもあり仕方ないのですが、TVerとDMM TVは普通に使えてほしかった。

ということで非公式の使い方ではありますが、どうにかしてGoogle Playをインストール。(ググれば情報は出てきます)
YouTubeとDMM TVはそこ経由でインストールし、使えるようになりました。
快適快適。

意外だったのはTVerで、こちらはGoogle Playからインストールしても起動せず、画面も出ずにすぐに落ちてしまいます。
日々のバラエティ番組視聴に欠かせない存在なのでどうにか出来ないか…と調べたところ、Kiwi Browserをインストールし、User-Agentを変更できる拡張機能「User-Agent Switcher and Manager」を入れることで見られるようになりました。
多少手間ではありましたが、これで自分が見たいと思っていたサービスはすべて使えるようになったので一安心です。

完全に動画視聴に特化したホーム画面

まとめ

「動画視聴に適した大画面のタブレットが欲しい!」という目的で購入したFire Max 11。
ちょっとだけ手を加えることで概ね満足いく結果になりましたが、やはりAmazonヘビーユーザーでなければ普通のAndroidタブレットを買ったほうが良いですね。
自分はPC使ってGoogle Playをサクッと導入できましたが、タブレット単体で入れようとすると必要なものが多くてちょっと面倒くさそうでしたし。

「よくわからないから一切手間をかけたくない!でもコスパよくサブスクが見れるタブレットが欲しい!」という人は同価格帯だとOppo Pad AirかRedmi Padをおすすめします。(どっちも持ってないけどNetflixはちゃんとフルHDで再生できるみたいだしメディア視聴機として評価は高い)

というかプライムデー始まった時に「Fire Max 11出たばっかりなのに安くなってるやんポチー!」と衝動的に買ってしまったわけですが、届いてからすぐに「いや…Oppo Pad Airも安くなってたやん…こっちにしときゃ良かった……」となったのは秘密。

ちなみにですがゲーム性能にはそこまで期待しないでください。
FFBE幻影戦争や荒野行動などのAmazonアプリストアにあるゲームはそれなりに動きますが、原神のようなクソ重ゲームは最大限画質を落としてもカクつきます。(そもそも格安タブレットで遊ぼうというのが間違い)
3Dゲームは画質を落とすなり軽めの2Dゲームメインで遊ぶなりすれば使えなくはない、という感じですね。

Fireタブレット向けにちゃんと展開してるスクエニ偉いなって思った

細かいことをいうと画面の映り込みがそれなりにあったりイヤホンジャックがなかったりカメラの出っ張りがあったりと気になる部分が無いわけではないですが、画面の映り込みは自分の真後ろに光源がなければ大丈夫だし、イヤホンジャックはワイヤレスイヤホン使えば解決だし、平置きしないのでカメラの出っ張りもそこまで気にならないし、大丈夫、うんうん。

というわけで「Fire Max 11を買った話」でした。


いいなと思ったら応援しよう!