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個人的GOTY 2022

ゲーム・オブ・ザ・イヤー(Game of the Year)、略して「GOTY」
様々なゲームメディアでアワードが開催されていますが、今回2022年に遊んで気に入ったゲームを「個人的GOTY 2022」と称してジャンル・ハード問わず紹介していきたいと思います。

とはいえ本家GOTYに倣って部門ごとにわけて紹介できるほど多くのゲームを遊んでいるわけではないので、単純に今年遊んで面白かった作品のみをピックアップ。

2022年中に記事出すつもりが色々していたら2023年に…まぁ、そういうこともありますよね。

タイトルはランキングではなくリリース順に並べています。

Vampire Survivors

アーリーアクセス自体は2021年12月なので厳密には2022年リリースではないのですが、正式版は2022年に出たので入れています。

移動するだけの超シンプルな操作なのに気付いたら数時間経っている時間泥棒ゲームです。
考えることが多いからいつの間にか時間が経っている、というわけではなく、常にどこに逃げるかの選択を強いられているのに移動することにのみ集中できるからこそ飽きずにずっと遊べてしまう中毒性の高さがありました。
自分の避けるスキルが上達するにつれ貰えるアイテムが増えていき敵の殲滅力が上がるのだけれど、敵も多く硬くなってきて……というパワーのインフレのさせかたが上手で、アイテムも抱負なため次はこのアイテムを強化してみようとか、このアイテムを取ったのだから引くのではなく逆に敵に突っ込んでみようなどプレイごとに違う遊び方ができるのが大きかったです。

結局こういうローグライトなゲームが時間消えていくんですよね。

ELDEN RING

The Game AwardsでもGOTYに選ばれたフロム・ソフトウェアの超大作RPG。
ゲーム・オブ・スローンズ原作者のジョージ・R・R・マーティンが構築した抜群の世界観に、ソウル本家のフロムが作っているだけあってヒリつく戦闘も楽しめるとても良いゲームでした。
オープンワールドになっているので最初から好きな場所に行くことができるようになり、自分の好きなように世界を探索できる楽しみが増えてソウルライクの集大成のようなゲームですごく面白かったです。

まぁ…実はクリアできてないんですけどね!
ボス戦難しいよ!!!

でもね、面白いのは確かだったんです。
今年またリベンジしてクリアまで頑張りたいと思います。

Ghostwire: Tokyo

2022年の年末現在、絶賛プレイ中の東京を舞台とした伝奇FPS。
ある程度簡略化されているとはいえ美麗に再現された東京で、印を結んで怪異と戦うアクションという中二心をくすぐる内容でめちゃくちゃ面白いです。

ビルの隙間とか公園のトイレとか、細かいところも作り込まれていて、現代日本を舞台にしたオープンワールドってほぼ無いので(近いのだと龍が如くくらい)、歩き回るだけでも楽しいのが良い。

戦闘があまり洗練されてなかったりオープンワールドを売りにしていたわりには実は徐々に行動範囲を広げる箱庭形式だったりとちょっと気になる部分はあるものの、それらのマイナスを払拭するくらい雰囲気が最高のゲームでした。

ディアブロ イモータル

ハクスラの金字塔『ディアブロ』シリーズがついにスマホに…!ということで話題になった大作RPG。
課金圧が強いということで炎上してたけど、ソロでまったり遊ぶ分には特に問題ないレベルだったと思います(上を目指したらヤバいけど)。

ただ、今までのMOからMMOに変わったことで他のプレイヤーとの共闘やバトルが必須になってしまった部分ありそこが残念。
8人集めないといけないヘリクアリ(レイド戦)とか、そのタイミングでの最強クランを決める円環の闘争とか、自分はソロで遊びたいのに「これに参加しましょう」という圧が強すぎる。

というわけで、ソロである程度遊んでからはあまり遊ばなくなってしまいました。
ディアブロをうまくスマホに落とし込んでいて、ディアブロ2と3の間を埋めるストーリーを楽しむ分には良ゲーでした。

Cult of the Lamb

キュートな子羊教祖様が頑張るカルト教団運営ローグライトアクションゲーム。
あつ森のようなキュートな雰囲気はあるのにダークで下品なテイストがギャップがあり、ヒットアンドアウェイのシンプルだけど面白いアクションが組み合わさって2022年一番ヒットしたインディーゲームだったのではないでしょうか。

教祖として信者の願い事を叶えなきゃいけないし、自分を助けてくれた「待ち受けし者」に応えるために旧き信仰の司教をぶっ殺さなくちゃいけないしと大忙しですがそれがうまくバランス取れていて面白いんですよね。

まぁ、正直これがリアル調なグラフィックで人間を使ったゲームだったら売れなかっただろうな、とは思います。
めちゃくちゃキュートなイラストの動物だから物珍しさも相まって人気が出たんだろうなと。

インディーゲームなので手が出しやすい価格で非常に満足度高かったです。

Overwatch 2

FPSとMOBAをかけ合わせたようなチーム対戦シューターとして売れに売れた『Overwatch』の続編。
基本無料になったので手を出してみたのですがこーれ面白いです。

ベータを遊んだときは1のプレイヤーからは「2というよりは1.5、ちょっと調整しただけでほとんど変わらない」と評価低くどうなるかと思いましたが、蓋を開けてみれば10日間で2500万プレイヤー獲得と好調な滑り出しでした。

自分はPS5で遊んでいるのですが、FPSを遊びたいと思っても有料無料問わず「これだ!」というタイトルがなかったタイミングで出たのでのめり込んで遊んでいましたね。
「あと1戦…あと1戦…」をひたすら繰り返して遊んでいました。

チーム戦でなおかつロールが分かれていることもあり、うまく噛み合わない場合は誰が戦犯なのか犯人探しが始まってしまうOW1からの闇の部分はあるのですが、それありきでもFPSとしての完成度が高くて楽しさのほうが勝つんですよね。
まぁ、自分がサポートの時に一人で突っ込んで勝手に死ぬタンクから「ヒールしろよ」ってチャットきたときは顔真っ赤にしてキレるわけですが。
お前が引くんだよバカがよ。

MARVEL SNAP

MARVELキャラクターを使った3分で終わるハイスピードカードゲーム。
『ハースストーン』以降は『シャドウバース』然り『レジェンド・オブ・ルーンテラ』然りハースストーンを下地に独自要素を盛り込んだカードゲームが多かったところに出てきた新感覚カードゲームでした(新感覚という点では『TEPPEN』もそうだったけど)。

特に新鮮に感じたのは「ロケーション」というカードを出す場に特殊効果が付与されてる点。ロケーションは毎回ランダムなので自分が組んだデッキが有利になる場合もあるし、まだ効果が公開されてないロケーションにカードを置いてしまったが故に一発で負けてしまうこともあるし、今までにない運要素が強く絡む点が面白かったんですよね。

カードを使い込むことでレア度を上げられるようになり、レア度を上げるたびに自分のランクが上がっていきそれに応じて新しいカードがアンロックされるシステムとなっており、カードパックを購入して手軽に新規カードのアンロックができないのでPay to Winではない点も高評価でした。
一応、レア度を上げるのに必要なポイントは課金で手に入るため課金をするかしないかでランクを上げるスピードが変わるので課金すればカードの幅が広がりやすくはあるのですが、そもそも遊び続けないとレア度を上げられないからそこまで差が出ないんですよね。

ちょっとしたスキマ時間に1戦できるので細く長く遊べるカードゲームだと思います。
まぁ、そのお陰で何戦もしてしまって思ったより時間が経ってしまっているのですが……。

無期迷途

特殊能力を持つ「コンビクト」と呼ばれる者たちが犯罪都市で織りなす陰謀渦巻く物語が楽しめるタワーディフェンス型RPG。
中国発のスマホゲームとしては珍しくダークでバイオレンス推し。
戦闘はパッと見『アークナイツ』に近く、同作を遊んだことある人ならすんなり始められると思います。

戦闘は結構シビアで、各キャラをしっかりと育成しシナジーも考えて配置しないとボス戦じゃないストーリーモードでも負けることもあるくらい。
じゃあガチャ引きまくって高ランクキャラ出さないと勝てないのか、というわけでもなく、高ランクキャラは出やすいですし低ランクキャラでもスキルを上手く使えば勝てます。
触っててバランスよく作られてるなーと思いましたね。

個人的GOTY 2022は・・・

以上が2022年遊んで特に印象に残った作品たちでした。

この中で個人的GOTY 2022として選ぶとしたら『Overwatch 2』です!

革新的な作品ではないのですが、「FPSってやっぱり面白いな」と再認識できた作品でした。

いやーしかし、ほぼアクションゲームなのが、自分の趣味の偏りが出ていてちょっと気になってしまったな。
確かにアドベンチャーゲームとかほとんど触らなかったし……2023年はそういったものも触れていかないと。

では、2023年も良いゲームライフを。



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