#7 東京コンプレックス
「さるさは配属希望どこにしたの?」
と会社の方や大学の友人聞かれて
「大阪にしたよ」
と答えると2人に1人は驚かれる。
社内では東京配属が人気だし、東京で知り合った友人ばかりなので当然のことではある。
「大阪住んだことないからさー、」
と答える。なるほどねーって言われる。
ただ、自分の胸の内では次の配属希望に関する大きな感情で溢れている。
それを本日は述べていこうと思う。
大学生までの22年間のうち、15年以上東京で過ごしてきた。
そんな自分が初めての配属を福島で2年間弱過ごしている。
自分の住む地域は(当然だが)東京よりお店が少なく、多様性も薄い。
いくら休日に息抜きしても、
できることが限られていて、
住む場所=働く場所で辛くなることもあって、
地元の人との価値観が合わないときもあって、
よく息苦しさを感じる。
東京に帰省するたび、この無限の可能性を秘める東京が愛おしくなってくる。
しかし、この感情を持っていては幸せを感じられないのでは無いかと思う。
そこで自分は東京ではなく、今の仕事において大阪や福岡への配属を希望した。
東京は大都市であるだけでなく、土地勘もあり、知り合いも多く、思い出もたくさんある。補正が強すぎる。
今まで住んだことない大都市で一から始めれば、自分の「東京⇔地方」という対比構造から解放されるのではないかと思う。
以上、他人には話す機会のない自分の配属希望の裏側でした。
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