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数字との付き合い方

SNSが主流の時代、いいねの数・フォロワー数・閲覧数などなど、兎にも角にも数字に振り回される機会が増えたように思います。数字が多いという事が人気の有無の一つの指標になっている現状。

私の持っている数字はどれもこれも多くはありません。それについてまぁ結構悩む事はあったし今も時々悩みます。数字の多さは人気の指標だし、人気がある事は得られる富の多さに関係するのは明白で。私はお金も好きだから気にせざるを得なくて。ただ、人気はもちろん欲しいんだけど、その前に自分を満足させてあげないとなぁとは思ってて。
やっぱり見ていると、自分の機嫌をとるのが上手い方々のほうが、作品をより長く、より多く出し続けてる印象があるんですよね。それもめちゃくちゃ良いものを。特に拡散力が高い方々はそんな気がしています。あくまで個人的な感覚ですが。
周囲が人気作家さんになっていったり、人気がある作家さんと繋がれる機会を得たりなどすると、どうしても羨ましいなと思ってしまう瞬間は訪れます。焦りも出ます。多分何かしら発信している人は、1回はそういう感覚あるでしょう。誰しも人間だしそれは仕方ないことですけど。

で、そういう時に「でも、そもそもなんでこの活動始めたんだっけ?」って考えてみる。そうすると、数字ばかりに気を取られて、唐突に虚無感が襲ってくるような、そんな感覚に苛まれた時でも、何を優先すべきかが見える気がしませんか?私の場合は、そもそもなんでこの活動始めた理由が「描きたいときに描きたいものを描く」っていう事なんで、「今はこれが描きたいから、なんとかしてとりあえず時間作ろう」「今は描きたくないのほうが勝ってるから休も」っていう具合になります。そうやって、とりあえず数字から気を逸らす事ができるんです。
何が言いたかったって、反応が増えたことで価値がある作品だと調子に乗ってしまったり、反応が少ないことで悩んだりした時は初心を思い出すとちょっと冷静になれますよね〜っていう。

結構数字に囚われて筆折りかける人いるし(かつての自分含め)、個人的には全ての作品と作り手が報われるべきだと思っているので書き溜めてみた次第。究極SNS辞めるのもありだけど、サイトに移行しようが別なプラットフォームで公開しようが、結局は何らかの形で数字はついてきます。
ゲーム感覚で増やしていくのを楽しむことが推奨されがちだけど、気を逸らすっていう事も選択肢に入れてあげて良いんじゃないかな、と日々思うのです。

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