レフェリング(refereeing)

スポーツの試合において審判員(レフェリー)を務めること、レフェリーとして審判・判定を下すこと、あるいは、そのようにして下された判定の内容そのもの、といった意味で用いられる語。 判定や判定能力の是非に言及する文脈で用いられることが多い。

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試合の勝ち負けはラウンド毎や全体を通しての判定となり、採点する人をジャッジ、審判と言い、レフェリーは専らリング内でルールの適用を行い、採点に加わる事もある。

キックボクシングのレフェリーの仕事は、

  • ルールを的確に適用して試合を成立させる

  • 選手の生命や安全の確保を行う事

ここではキックボクシングのレフェリングに限定した話をします

これらの重要な責務を任せられた上に、
ジャッジの仕事までさせるべきではない。

ここで、実際の試合での問題点を考えてみる。

レフェリーのご苦労を考えると仕事に集中できるように、
余計な事をさせないようにすべき。

例えば試合前のルール説明や「正々堂々と戦いましょう」、
みたいな儀式。あれは必要無い。
外国人ならそもそも意味無いし、ルールなんてのはあの場で説明できるほど単純じゃない。試合前に徹底して練習して体と頭に叩き込んでいる。

時間の無駄以外の何物でもない。
ただしタイ式などの場合は儀式の一部でもあるので例外。

もう一つ気になるのが、レフェリーの選手からの距離。

ムエタイの試合では割とレフェリーが接近している事が多い。
これはクリンチが多く、あまり動き回らない競技の性質もある。
この近距離が肘打ちなどで強烈なダウンをした際に、
マットで後頭部を強打から守る為に、頭を掬い受ける行為を度々目にする。

MMAなどでは、大きく動き回るのでレフェリーは距離を取っているが、ダウンした選手への加撃をストップする為に遠くからすっ飛んでくる。

対してキックボクシングではどうか。

日本では異競技でも同じレフェリーが裁く事が多い。
キックもMMAも同じ顔ぶれ。
その中で特に選手に近付くレフェリーがいる。

これは見ていて、選手の視界に入って動きに影響を与えるし、観戦の邪魔になる。それでもムエタイのようにクリンチを割ったり、安全配慮ならやむを得ないが、他のレフェリーは忙しくなってももう少し距離を取っている。

要するに楽をするために近くにいる、目立ちたい為に近くにいる、などが考えられる。レフェリーとは本来黒子のはず。選手より目立つ名物レフェリーなど要らない。選手を遮らず、忙しくなっても少し離れて欲しい。

試合前の儀式はホント、すぐにでも撤廃してください。

他にもいろいろありますが、昼休み中には無理なのでまた。

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