ZOC RPG TOUR 2022「まろ生誕祭」Nagoya ReNY limited
昨年12月17日に中野サンプラザで開催された「ZOC CLUTCH 2021」以来のZOCライブである(凄く良かったのにこのときのことレポってない🙈)。
ZOC RPG TOUR 2022 の Disc_1 は全国回る割に関西圏が一つもなく、しかし、1回くらいは東京までの交通費を掛けずに行っておきたいと思って、高松、松山、名古屋のどれかといったところで、18きっぷで往復可能な名古屋に参戦することにした。
それと名古屋開催日の3月12日は巫まろの誕生日で、まろ生誕祭🎂も期待されたので、自ずとこの日しかなかったとも言える。ちなみに元NMB48のイチ推しメン、りいちゃんこと大田莉央奈の誕生日も3月12日で、りいちゃんは2003年生で19歳、まろは1995年生の27歳。推しの誕生日が被るというのも何の因果か、3月12日は自分にはちょっと特別な日となっている。
NMBでは生誕祭自体が公演において形式化され、りいちゃん始め何人かのメンバーの生誕祭に参戦したが、劇場を持たないアイドルの生誕祭は初めてで、たぶん軽く祝う程度だろうけど、どんな感じかちょっと楽しみでもあった。
というのがチケット申し込んでしばらくの話で、しかし、そこから自分は神宿を見つけ、神宿沼にハマってZOCの情報もTwitterのメンバー通知くらいでしか確認しなくなってしまう。つまり推しメンの生誕祭ライブなのに、あまり心の準備も整えず、ましてや18きっぷということもあって、名古屋往復だけでは勿体ないからと家を早くに出て妻と大垣観光を楽しみ(妻は大垣に残り、帰りに駅で待ち合わせ)、もはや観光ついでのライブ遠征といった体になってしまった。
名古屋の地下鉄で最寄りの矢場町駅に到着し、帰りには矢場とんの味噌カツ弁当を買って大垣で食べよう(ここでも観光気分)ってことで様子見に松坂屋の地下食料品売場に寄ると、そこはコロナ終わったのか?ってくらい人で溢れかえっていてちょっと泡喰ったのだが、地上に上がるとすぐZOCオタと分かる恰好した子たちがたむろしてたので、まろのファン有志から贈られたHAPPY BIRTHDAYの飾り付けの写真を撮ってから待機列に並んだ。
昼公演と夜公演の合間にはマネージャーの大内ライダーと一緒にまろもその飾り付けのところで写真を撮ってたらしく、一盛り上がりしていたようだ。
会場のNagoya ReNY limitedはスタンディングで床に番号が振ってあり、整理番号順に好きな位置ではなく、整理番号の位置に立たなければならないという方式で、1番だった人は最前列ながら最下手になってしまうので、番号見て糠喜びだったことだろう。自分も正規料金の倍のまろVIP買ったにもかかわらず、整理番号100番台で下手の段があがる手前のあまり良いとは言えない立ち位置だった。何が悲しいって一段上のすぐ後ろの人に聞いたらVIP購入ではなかったことだ。
夕方2部のライブは至ってオーソドックスなセトリで、ただ、ソロコーナーの一曲目がまろソロの「まろまろ浄土」で始まったので、ここから生誕仕様の展開かなと思ったら、にっちやん、り子、のどかのソロをまろが一緒に歌い、最後に大森さん&カレンと三人で「GIRL ZONE」をやって、その後の3曲は新メンバーの吉良乃ジョナが加わらないメンバー6人でのパフォーマンスだった(「①④才」も)。
神宿に心持ってかれてる身としては「ZOC序曲」始まってもまだ気がそぞろで3月24日の神宿ライブが楽しみだな〜なんて雑念混じりに集中出来ていなかったのだが、その雑念以外にも集中出来ない要素があることにしばらくして気づく。それは人数が多いのだ。ジョナちゃんが昨年末の渋谷で新規加入を紹介されて、そのときは「family name」だけ一緒に歌って、歌ウマ〜って印象で終えたのだが、今回は最初から7人編成でステージに立っていて、ジョナちゃんの存在によってというわけではなく、唯7人いることで急に自分の脳がキャパオーバーで捉えどころがなくなったなという印象を序盤に持たされた。
しかし、その違和感と同時にもう一つ気づかされたのが、まろのルックスコンディションがすこぶる良いということだった。これを言うとルッキズムになってしまうので、このワガママ脳をお許しくださいというしかないのだが、まろ減量したのか、めっちゃ良い具合に痩せていたのだ🙊🦭
忘れもしない2020年3月27日、YouTubeで配信された「SHINEMAGIC 発売記念 緊急生ライブ」で ZOC に鮮烈加入したまろの姿を観て、誰? まろとは?と検索しながら一気に歌声とそのヴィジュアルに引き込まれていったあのときの感覚を思い起こさせてくれる、そんな身体の絞り方をしていた。
MC時間にまろのお母さんを装ったマネージャーの大内ライダーからのおめでた手紙にも減量のことが触れられていたが、正直、加入してからのまろは無類の酒好きなせいか、徐々に肥え出して、特に「CUTTING EDGE」の緑の衣装のときは胴回りが絞られていないワンピースを着ていたため、ステラおばさんのようにも見えてしまって、推しメンとしながらもどこか自分の中で目をつむってるところがあった。一連のお騒がせ騒動なんかよりも🙊
それが今回あのヴィジュアルを取り戻してることに気づいたものだから、ここのところのZOCライブでは歌ってるメンバー中心にメンバー全員を見渡すスタンスで居たのを、まろ一人をずっと追っかけて観るスタンスに序盤でシフトチェンジする。
そこからは漠然と観始めてしまっていたライブも一意専心して存分に楽しめたし、ソロコーナーの時間もまろのアンジュルム卒コンを彷彿とさせられるものがあってエモかった。そしてソロコーナーが終わると6人ZOCの時間となり、そこで急に脳の焦点が定まり、まろだけ追い掛けるスタンスを再び全員見渡すスタンスに戻せたのだった。
ジョナちゃんの合う合わないは7人を見渡す脳の処理能力不足からまろ一人に逃げていたので、自分には言及することができない。ただ、6人ZOCになったら急に6人が6様まるで異なる個性なのに一つの有機体のようにまとまったように感じられた。かてぃが辞めてのどか加入までの間、5人でZOCツアーしてるときがあって、そのときに大森さんが奇数でセンターポジのできる5人ZOCは綺麗すぎて逆にZOCじゃないみたいなことを言われていたと思うのだが、7人ZOCも同様に奇数で、且つ一人増えただけなのに物凄く大人数がステージでゾロゾロしてるという印象を受けてしまった。
人数だけで言えばアンジュルムは10人だし、NMBも公演は16人でパフォーマンスしていて、それはそれで違和感なく受け入れていたのだが、ZOCで7人が多いと思うのはやはり単純に一人一人の個が強いからではないだろうか。特にエースのカレンちゃんは7人の中の一人に留めておけるような存在ではない。それとZOCというグループはグループ名のコンセプトでもある「Zone Out of Control(孤独を孤立させない)」からしても中心(センター)なく個が立つ偶数編成が原理的に相応しい。
とはいえ、ジョナちゃんが全篇出てないのも気になるところで、ツアーを通じてこれから大森さんがどう采配するか見物ではあるが、もし Disc_2 になっても全篇出られないようだとしたら、それはちょっと問題かな〜とも思う。
ジョナちゃん加入時に大森さんは「のどかはZOCが必要として入ってもらったメンバー、ジョナはジョナにとってZOCが必要なメンバー」という紹介のされ方をしていて、そのときはジョナが歌のうまさを見せつけて即戦力のように伺え、アレ?言ってることが逆では?とも思ったのだが、時間が経つごとにその意味は理解出来てきた。
特にのどかの成長はめざましく、6本柱の柱の一つに完全になっている。まろ好きを公言してきただけに、佇まい(体型ではなく)がまろに少し似てきているところは気になるところではあるが、しかし、まろと一緒に歌ったソロ曲「Fake baby」歌い終わりに心の声で「大すこです」と囁いたのはかわすこだった!🙈💚
最後にもう一つ、り子ちゃんとの「りこりこ☆くろまじゅつ」もめっちゃ面白くて、それについてはり子ちゃんのバレエの専門用語も交えたツイートを3本引いておきたい。ちなみに自分もペンライトでこねこねしてた🦭
ZOC RPG TOUR 2022 Disc_1 鎮目のどか凱旋+巫まろ生誕祭
2022年3月22日㊏ 17:00開演 Nagoya ReNY limited 第2部
ZOC序曲〜
01. ZOC実験室
02. family name 03. AGE OF ZOC
MC
04. CO LO s NA
05. 眼球にGO!
06. 濃♡厚♡接♡触
07. チュープリ
08. 断捨離彼氏(zoc)
09. まろまろ浄土(巫ソロ)
10. それな!人生PARTY(巫・西井)
11. りこりこ☆くろまじゅつ(巫・雅雀)
12. Fake baby(巫・鎮目)
13. GIRL ZON(巫・大森・藍染)
14. BEGGiNG(6人)
15. ①④才(6人)
16. draw (A) drow(6人)
17. SHINEMAGIC
MC
18. CUTTING EDGE
END SE
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