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元門弟Oさんとの会食 Part2

前回の続き。

2018年9月16日日曜日、昼食を終えた我々は再度私の車で移動して、すかいらーくグループのファミリーレストランガストに入店した。
時刻は午後2時半すぎだったろうか。
そこで私たち夫婦はドリンクバーを頼み、元門弟Oさんはアルコール飲料を1杯注文した。

席についてからまず何を話したか、会話の内容の順番についてははっきりと思い出せないが、確か小林よしのりによるデマ中傷の生配信の動画を観てもらったように思う。
そのあとに聞いた話のことを考えたら、そんな動画を彼女に見せるのは二次加害に当たるのだろうが、この時点では知らなかったことなので許して欲しい。
https://x.com/ibokenQ/status/1584892462807801857?s=20
およそ10分にも満たない動画を観たあと、この生放送での小林のデマのネタ元はどこから来たものであるのか、そのことについて元門弟Oさんは証言してくれた。

その証言は妻に衝撃を与えた。
(正確には、元門弟Oさんとのこの会食の数日前に妻はOさんからLINEでその衝撃の事実を伝えられていたが、改めて詳しい内容を聞かされたのである)
実のところ、小林が生放送で私の妻の悪い噂を流した時に言った「色んな情報が入ってきちゃう」という発言から、デマの出所は時浦妻ではないかと推測していた。
初期のゴー宣道場ではいわゆる門弟と小林たち師範とはある一定の距離が設けられ、そこを踏み越えてはならないという暗黙の了解があった。
そんな中で門弟内で起きていることについて小林に直接伝えることが出来る人物は限られている。
門弟の中では当時の設営隊長である老婆ぐらいしか小林と直接やりとりが出来なかったし、老婆は門弟たちの誰も知ることがないよしりん企画の連絡先を知っていることを内緒話として誇らしげに語っていたという。
しかし、この老婆に対して妻は深く信頼していたし、この老婆も妻が門弟解除された時に残念がり、また応募して絶対に戻って来てと慰めてくれていた。
そんな人がデマを吹聴するわけがない。
では、門弟の誰がそんなデマを小林に吹き込んだのか?
道場後の門弟たちの打ち上げには時浦兼の他に、よしりん企画のスタッフである宇都も毎回参加していた。
小林のマンガではおっとりした天然さんのように描かれているが実際の宇都はその正反対のキャラクターであることはあまり知られていない。彼は時浦とは違い、尊大な兄貴風を吹かせるタイプの男で初対面でも馴れ馴れしく上から目線でマウントを取ってくる。
打ち上げの席でも時浦は挙動不審で参加者とも上手くコミュニケーションが取れずにいるのとは対照的に、宇都はグラス片手にあちこちの席を巡回してはそれぞれの門弟と交流を深めていた。
ならば、彼がデマの出所なのではないかという説も浮上したが、宇都はどちらかといえば男性参加者とはボーイズクラブ的というか、学生時代の部活動の部室内でのイチャつきというか、そのようなホモソーシャル的なノリが強かったので、小林が生放送で言っていた「男たちからの自己申告はない」というのとは噛み合わないのが気になった。
デマの出所は女性門弟からであろうことは生放送での小林の話ぶりから知れ、道場女子会などで私の妻と親交を深めていた女性は設営隊長以外に数人しかいない。
当時の段階でも女性の参加者は僅かであり、門弟登録した人となると更に少なくなる。
私の妻は「自分を勘定に入れずに他人の為に頑張るタイプ」の人であり、「誰一人取り残さない」という気持ちが強く、男女の区別なく積極的に門弟たちに話しかけていたわけだが、それでもやはり数少ない女性門弟たちに孤立する人が出ないよう、気後れしている新参の女性参加者にも声をかけていた。
そんななか設営隊長以外にもプライベートな話をして、道場での付き合いだけではない純粋に友達になった女性も一握りだけいた。
メールアドレスを交換した同世代のBBちゃん(仮名)やLINEで繋がったエビチリさん(仮名)などだ。
妻は参加女性の誰とでも仲良しになれると思っていたし、実際に彼女はそうして交流していたわけだが、唯一どうしても心が許せない人物がいた。
その理由は幾つもあるわけだが、とにかくその雰囲気が不気味で、まだ門弟登録する前に受付にいるその人物を見て、あんな恐ろしく邪悪な覇気を醸し出している女性が門弟としている限りは絶対に門弟になんてなりたくはないと妻は決めていたという。
しかし、2012年に小林がラスト1年で道場は終了させると宣言したのを読んで、「あと1年だけしかないなら」というので、意を決して門弟登録をしたのであった。
門弟になってから、その邪悪な覇気の持ち主が門弟内では「ちょっと天然素材のお馬鹿キャラだが、たまに核心を突く感性のスルドイ子」という評価を受けていることを知り、誰もその人物の邪悪さを感じ取っておらず、他の女性陣も「カワイイ妹分」という接し方をしていることに妻は唖然としたという。
まるでオーメンでのダミアンである。
妻一人警戒していたが、その人物はその警戒心を知ってか知らずか、飲み会やオフ会、女子会でもやたらと妻にコンタクトを取って来て、仲良くなろうと必死になっているその様子を見て、そんな相手を邪悪だと感じてしまう自分の性格は最悪なのではないだろうかと自己嫌悪に陥ったらしい。
その人物とは説明するまでもないと思うが、海風こと時浦妻である。
この当時から妻が感じていた邪悪さなどについてはまた別の項で詳しく論じてゆきたいと思うが、今回は生放送でのデマの発信元についての話である。

時浦妻の陰湿さや邪悪さを以前から感じ取っていたこともあり、その悪質なデマは時浦妻がこしらえた創作であり、それを時浦兼を通じて小林よしのりに伝えたのではないかと推測したのである。
元門弟Oさんに対する「なんで嫁」と同じ経路であるのでそうに違いないと思っていた。
実のところ、私は設営隊長が門弟で唯一小林と直接通じているということから、この老婆が一番怪しいと踏んでおり、それを既にアメブロで匂わせていた。
しかし妻はそれを否定し、元門弟Oさんの件と同じパターンではないかと言い、この時点では設営隊長か時浦妻のどちらかだろうと判断を保留している段階だった。

「私は誰がそのデマを流したのか概ね予想がついているのですが、妻にそれを言うと、信じられないといった顔をして沈み込みます。」

「その私の予想はどうやら的中していたことが確認できました。その人はゴー宣道場では誰からも信頼されている人であり、妻もまた信頼を寄せ何でも相談していた相手でした。」

元門弟Oさんの証言により、デマ元は老婆であることが確定したわけだが、ふと思い返してみると小林は「色んな情報」と言っていたわけであり、老婆一人からの情報であったと考えるのは早計だろう。
そもそも元門弟Oさんの証言によると、小林よしのりと会食(デート?)した折に、小林が愚痴でも言うように「設営隊長ワナビーさんから、あの女は男の話ばかりしてうるさいから破門にして欲しいと頼まれた」と洩らしたのであり、いわゆる「アンチ嫁はヤリマンで男性参加者を次々食っていたからクビにした」という生放送での内容とはかなりかけ離れている。
単に小林が悪質に脚色して「ヤリマン女」と創作したとも考えられなくはないが、先程書いたように当時は師範と門弟とはかなり距離があり、そこまで門弟の人物像を把握していたとは考えづらく、脚色するにしろある程度はその人となりを理解しておく必要はあるだろう。
そこで考えられるのは時浦兼経由での「なんで嫁」パターンである。
時浦妻は私と妻が付き合い結婚に至ってから唐突に女子会で私の妻と連絡先の交換をし、また私の近況を根掘り葉掘り聞いてきたという。
その理由はみなまで言う必要はないだろう。
しかし、時浦妻はどうしてそこまでして私たち夫婦を陥れたいと思ったのだろうか。
私や私の妻を恨む理由はなんなのか。
それについては時浦妻を分析する項でまとめて論じてゆくことにしよう。

ともあれ、小林よしのりは当時の設営隊長と時浦妻からの情報をミックスして悪質極まりないデマを捏造し、それをネットの生配信でばら撒いたわけである。

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