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思ひ出(で)て哭(ね)には泣くともいちしろく人の知るべく嘆かすなゆめ(11-2604) 念出而 哭者雖泣 灼然 人之可知 嘆為勿謹 けさのまにえふ。「私を思い出して涙にくれることはあっても、はっきり人にわかるようにはお嘆きになりませんように」 正述心緒。なかなか、ポエジーじゃないよね(笑)。現代的な読みだと、関係のあとの、身勝手なキツい歌に読める。 正述心緒って、つまり「本音トーク」のコーナーだったかもしれない。そういうコーナーを設けないと、言わない民族。身に覚え