アメリカで引っ越しー持つべきものは友と情報と積極性ー

2021年の年の瀬、急遽魅力的な物件の情報が手に入り、思い切って引っ越しを決めました。年が明けてからの1月から徐々に引っ越しを始め、私のアパートは今ではなんとか住めるくらいになってきました。さらに車の譲渡も同じタイミングで進行。奨学金の提出、抜歯4本、新学期の始まりがぶち当たるという過密スケジュールのてんやわんやの引っ越しでした。この引っ越しの経験は誰かのためになるかもと思い立ったので、忘れないうちに書き留めておきます。

1.急に決まったアパート

こちらの冬は引っ越す人が少ないから学生が動く夏頃には引っ越そうかなと思っていたのですが、暇なときにアパートの相場を調べていました。また周囲には引っ越しの希望と、アパートの空き情報が欲しい旨を伝えていました。学期末のある日、大学で会った友人が、近所のアパートに空きが出るから見に来ないと誘ってくれました。試験期間のさなかだったため、迷いましたが1時間だけと決めて見に行ったところロケーションと値段が破格でした。妻にも相談し、これは買いだと合意し、翌日に改めてアパートを訪問。入居時期をもう少し遅らせるのが可能か交渉しましたが、難しかったため、その場で契約に進むのを決めました。ちなみに引っ越しとは直接関係ないですが、車に関しても周囲の人に希望を伝えていたところ、タイミングよくピッツバーグを去る友人から譲渡していただけました。

2.家具はほとんどもらいもの

一から新しく家具を集めると、結構な出費になります。僕が集めた家具とその入手先はこちら。

ベッドフレームとマットレスー大学の教授がピッツバーグを去るため家具を売りたい方がいるという情報を流してくれました。その方にコンタクトを取り、安く譲っていただきました。これらの運搬には、有難いことに新しい隣人の方が助けてくださいました。

ダイニングテーブルとイスーfacebookのMarketplaceで見つけました。引っ越しするまで全然気付かなかったのですが、実に様々なものが売買されています!新しいアパートの隣人に、引っ越しが迫りすぐにモノを売りたい人は値段交渉も受けてくれるよという有難いアドバイスを受けました。早速妻にそのアドバイスを伝えると、彼女はすぐに引っ越しが近い人を見つけ出し、私にコンタクトを取るように伝え、結果的にダイニングテーブルとイスを譲っていただけることに。しかもディスカウントもしてくださいました。

勉強机ーこれも有難いことに友人から譲っていただく予定です。勉強イスだけ未調達なので、Marketplaceで調達しようかなと思っています。

3.Wifiは大家さんとシェア

今住んでいるアパートはWifi込みの家賃なので、気にしたことがなかったのですが、新規で家にwifiを引くとなるとこれも結構な出費になります。こんな提案受け入れてくれるかなおと思いつつも、階下に住む大家さんにWifiってシェアできる?と聞いてみると、え、むしろ有難い、シェアしよう!ということになり、Wifiのシグナルを上まで伸ばしてくれました。

4.まとめ:引っ越しからの学び

本当にてんやわんやの引っ越しでしたが、物件の情報が届くまでにできるだけの準備をする、そして自分の願望や希望を誰かに伝えておくこと。これによって急な大波に乗れたり、誰かが助けてくれました。新しい環境ではどうしても受け身になりがちですが、そこをプロアクティブに動いていくと思わぬ幸運や人との巡り合せに遭遇します。今回の引っ越しを通して、自分で情報をつかみに行く積極性と幅広い交友関係の大切さを学びました(妻の物おじしないメンタルにも感銘を受けました!)。代表の荒木が研究や進路において挑戦してみる重要性について話していますが、私生活でも同じなのかもしれません。周囲の人にたくさん助けてもらい、本当に感謝なのですが、他の人が助けを必要としているときには今度は私が、手を差し伸べたいと思います。

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