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Grade 9: Final Semester - Just a little bit of things here and there
各方面とのEくんと別れた後の話総集編。
意外なことに今回、Shikaに私は素直に気持ちを打ち明けてた。
Shikaは2、3歳歳が離れていて、いつも適当なことを言ってるくせにこう言う時はちゃんと話を聞いてくれた。
一度血迷って告白されたことがあったけど、無かったことにしてくれと言われたし普通に接してた。
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どうやって吹っ切れたの?と聞いてみた。
「他の女の子を探すとか?それかしばらくの間ゲイになるかだね」と返ってきた。
今ならわかるけど、時間が解決するのを待つしか他に方法はなくて、蓋をしたら火が消えるキャンドルのように簡単に気持ちや記憶を消し去ることはできない。
Eくんと別れたことを伝えると、他のみんなと同じように驚かれた。
Eくんに言われた様々な“暴言”をShikaに伝えると優しい人だと思ってたけど、とさらに驚かれた。
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S:私もそう思ってたけど、変わっちゃった
話は少し変わり、Shikaが「俺はバカなことするけど、間違った決断はほとんどないよ」と言ったのに対して、私は
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いつも間違った決断をしちゃう。
Shika:例えば?
と呟いた。Eくんとよりを戻すことを急いでしまったこと、頭の中にいっぱい浮かんでた???マークを無視したこと、Eくんを傷つけすぎる決断を1月のあの時してしまったこと全部を悔いてた。
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Shika: まあ確かに判断間違えたなって思った時は確かに後悔したことあったな
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S: うん。わかってる
Shika: あんまりフェアじゃないってかんじだよな?
自分の中の記憶ではすっかり薄れて見えなくなってたけど、Shikaもまた、私を慰めてくれる良い人だった。
4月9日 日曜日
Eくんと別れたことを知ったHageの行動は早い。
また以前のようにがしがしMSNででも携帯メールででも連絡が来るようになってた。
Iちゃんとの会話でも、Hageの距離がやたらと近いことが指摘されてた。
私はすっかり疲弊していて、どうにかしてくれと思った。
この日、Hageから携帯に連絡が入り聞きたいことがあるから早くMSNに来い。と言われてオンラインになった。
話題はHageの愚痴。
最近まで恋愛や人生の相談をしてきた先輩がむかついてきた。という話だった。
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この頃Hageはカラオケでもよく純恋歌を歌ってた ーだから私は純恋歌がずっと好きじゃなかった。
Eくんとのことがあったから、その人にもう恋愛なんてしない。って言ってたと。
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けど、その気持ちがまた変わってしまったかもしれないと。
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さて問題です。このXとは誰のことでしょうか。
Hageがここ最近相談相手として執着していた人。もちろん、ソフィアちゃんだ。
Kuriと付き合い始めてから、まともに取り合ってくれなくなったらしい。
Hageの恋愛しない宣言から撤回までの期間が短過ぎて笑うしかなかったんだろうと思う。
「人を好きになったかもしれない」と言う発言については今のこの記事では謎のままにしておこう。きっと想像はつくだろうけど。
時は飛んで5月3日
話題は私のMSNニックネームに移る。
I hate you I want you I can’t stop thinking about you.
記憶が誤ってなければミドルスクールの頃流行っていたStacie OrricoのStuckの歌詞を使っていた。
「その名前、どういう意味なん?分かりそうで分からん」とHageが聞く。
嫌いやけど考えること止められんってどういうこと?と。
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Hageの聴取は止まらない。
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Eくん、とは言わないけどEくんに、また復縁を求められたらどうする?もしまた「次」があったらどうする?
他のみんなも聞いて来た質問。
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次がもしあったとしたら、時間をかけて焦らずに、ゆっくりとお互いを理解できたらとおもってた。
Hageはそれでも私が抱えるE君に対する気持ちを察する。
たぶん、他の皆も同様に私がどれだけEくんのことを特別に思ってたのかを知ってたんだと思う。
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別れてかもう1ヶ月経とうとしてるのでEくんに対する怒りも落ち着き、考えがまた改まっていた。
それなのに周りはまだEくんのことについて聞いて来てたんだなあと今になって気づく。
時をまた4月9日に戻し、Sugarちゃんとの会話。
Sugarちゃん(とIちゃん)がいないと奥手だったEくんとのSarrystopperは成立しなかった。
今日学校どうだった?とSugarちゃんは気にしてくれてた。
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Eくんがそうじゃないからもっとむなしい。
今回はー
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Sugarちゃんも、5月のHageと同じような質問をこの日投げてた。
なんでなんだろう。みんな、自分では感じれなかった何かを感じ取ってたのかな。
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これもまた、本音だった。
嫌いだけど忘れられない好きだけど信じられない。
今は、ただ、E君の邪魔にならないようにしたい。
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もう今度は絶対に流されないと誓う私に、Sugarちゃんはずっとすごいなー強いなーと言ってくれた。
その言葉は何年か先に私もSugarちゃんに向かってかけてた声で。その話もまたそのうち順番に。
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言ってることバラバラだったから多分彼正直に言ってないと思うんだよね と私
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Eくん、泣いてるんかな?って聞いてたんでしょー?とSugarちゃんに聞く私。
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Eくんなんかに振られたくらいで泣かないっしょ。
Eくん な ん か だから と切れ味たっぷりのSugarちゃん
面白かった。
仮に泣いたとしても、
俺ってやっぱ大切な人やったんかぁ〜wwって舞い上がられても嫌。 そういう私に、わかるーとSugarちゃん。
こっちにだってプライドあるよね、って。
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今回もうじうじしてるだけだとSugarちゃんに申し訳なくて、少なくてもSugarちゃんの前では前向きに捉える姿勢をみせた。
この4ヶ月で、あっという間に大人びた考えになってた。
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この時まではまだ、私はE君の悪口は言ったことはなかったんだな、これでも。
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きっと「2回目」別れたことによって何を今度は裏で言われてるんだろうかと気になってたんだと思う。
みんなに可愛がられてるEくんの、周りの考えてることが怖かった。
ちなみにMarioくんは、鋭い目つきとは裏腹にピュアすぎるところがあって、別れたことをこう言ってたらしい。
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この時はSugarちゃんのこの言葉は信じれなかったような気もするけど、Marioくんに幸あれ。
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