マップレイヤーを使ってみて

今回はDataSaberの課題ではなく、Tableauを利用していて面白いと思った機能のご紹介です。

みなさんは「マップレイヤー」を利用していますでしょうか。地図データを使うときにちょっと意識するだけで見え方が変わる「マップレイヤー」についてまとめてみます。

マップレイヤーとは

GoogleMapでも地図や航空写真が選べるように、Tableauでも地理的データを利用する際にどのような地図で表示するかを決定することができます。百聞は一見に如かず、データで見てみましょう。

何も変更しない場合

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Fundamental I で作ったデータですが、日本の情報だけを見れば良いにもかかわらず、韓国や中国の表示があるのがわかります。余計な情報があると注目したいもののインパクトが弱くなることがあります。

ウォッシュアウトを100%に

まずは上にある「マップ」>「マップレイヤー」を選択します。

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すると下記のようなマップレイヤーの設定画面が表示されますので、「ウォッシュアウト」が0%になっていることがわかります。

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この「ウォッシュアウト」を100%に変更すると、マップデータは日本だけの表示になりました。

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選択しているデータのみが表示され、それ以外の情報が除外された状態になります。これで見せたいものに注目させることができます。

スタイルの変更

今度は表示されるマップのスタイルを変更してみます。先ほど表示させたマップレイヤーからスタイルを「明るい」から「ストリート」に変更します。

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すると平面的な地図データが立体的な地図データになりました。(データがあると逆に見えづらくなるため拡大しています)

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今回は簡単に違いを表示させていますが、「マップレイヤー」からチェックをつけたり外したりすることで自分に必要なレイヤーをアレンジできるようです。都道府県名や市区町村名をラベル的に表示させることもできるため、目的に合わせて取捨選択できるのも魅力的だと思いました。

また、下記ヘルプを見たところレイヤーの順序も変更できるそうです。まだまだ使ったことがない機能が多いですが、使いこなしていきたいです。


ここまで閲覧いただきありがとうございました!

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