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深夜3時に恋をした

アオイへ そう、あの時の客だよ。 覚えているだろ? いや、それは無理か。 きみは人気者だ。 俺みたいな男のこと、覚えているわけがない。 でも、偶然見つけてしまったんだ。 140文字の世界で。 俺は物書きだ。 昼間のざわついた感じが苦手で、完全に夜の住人と化している。 何を書いているのかって? 小説です とでも言えればかっこいいのかもしれないが、現実はそんなに甘くない。 昔からのコネをどうにかつないで、雑誌に駄文を連ねて食い扶持を稼いでいる。 誰も期待なんかしちゃい

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