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超回顧録!ファミマガ

『ファミリーコンピュータMagazine』2代目編集長のさあにん@山本直人が、『ファミマガ』のバックナンバーを手に取りながら、1冊1冊当時の作業のことや本の内容などを思い出し、書…
黎明期のゲーム専門誌の編集部の様子や、編集者・ライターとしてのお仕事のことがわかるだけでなく、19…
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2022年3月の記事一覧

超回顧録!ファミマガ 1985年11月号 「スーパーマリオがやって来た!」

 創刊してから3号を越え、4号めになりますと編集部も落ち着いてきます。本の中身についてもさることながら、スケジュールが落ち着いてくるんですね。毎月このあたりが作業時間で、このあたりが〆切。で、このあたりが校了っていう、時間のルーチンが身に染み付いてくるんです。  そうなりますと新しいこともしたくなるわけで、誌面の変化が本格的に始まるのもこの時期かなと思います。そんな雰囲気の中、「任天堂に取材に行く」という命題が与えられました。といっても、京都でなく、東京支社(当時は神田)で

超回顧録!ファミマガ 1985年10月号

 バタバタで更新が滞ってすみません。さあにん@山本直人です。  今回は創刊3号。雑誌は創刊して3号目まで、創刊時の勢いで何が何だか状態で進んでいくというようなことを書きましたが、いよいよその第3号であります。  創刊号、創刊2号の実際に部数がどうだったかと言いますと、こちら『超実録裏話ファミマガ』に、実際の売り上げ調査票を掲載いたしましたが、 ●創刊号  部数 113,480部 実売率 75%(85,110部) ●創刊2号 部数  98,300部 実売率 83%(81,5