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願いの叶え方教えます①

以前、私は雑なアファメーションをしては「なぜ私の願いはちっともかなわないの!?」と思っていました。
私がホロスコープを読むようになった理由は、あありにも願いがかなわなくて悔しかったから。

なぜ私は願いがかなわないのか?(怒)
私だって効率よく願いをかなえたい!(泣)
→ホロスコープ読む

実際にホロスコープを読んでアファメーションをしてみたら、今度はほとんどの願いが叶いはじめました。

そこで気がついたことは、残念ながら私は「星のエネルギーに沿って願い事をするだけで不思議と願いが叶う」という人ではない、ということ。

人から放って置かれない人、人からの後押しを自然と受けられる人、
ちょっとのエネルギーの変化を利用することができる人。

そういう人だったらよかったんですが、でも私はそうじゃなくて、自分から行動を起こさないと何もつかめない人間でした。
なので、アファメーションは、
「出されている課題をこなし、自分を成長させて願いを叶えるシステム」として使わないといけなかった。

この記事では、そんな私と同じような人のためのアファメーションの仕方をお伝えします。
ほとんどの人は私と同じタイプだと思います。
自然と後押ししてもらえる人のほうが絶対的に少数だと思うので、この記事を読むみなさんの参考になれば幸いです。

アファメーションとは

そもそもアファメーションとはなにか、というと、直訳すると肯定的な自己宣言のこと。
噛み砕いて言うとポジティブな言葉で目標・夢・自己分析を言語化することです。

なぜポジティブな言葉なのかというと、
①私達の無意識は否定形を理解できない
②私達の無意識は自分と他者を区別できない
から。

もし「あの人みたいに周囲の人が眉をひそめるようなバカな真似はしない」というアファメーションを書いたとしますよ?
そうすると、

→あの人、がわからない
→周囲の人、がわからない
→(バカな真似は)しない、がわからない

そのため、無意識がこの言葉を受け取った時には「私は私が眉をひそめるようなバカな真似をする」となってしまう。

この場合は、例えば「私は周囲の人を気遣い、賢く聡明な振る舞いをする人間になります」とか「私はどんな時も自分で自分が誇れるような丁寧な対応をします」という風に言うというべきなんですね。

それからアファメーションは、主語を「私」にして肯定文で書くのも大事。

主語が「私」の肯定文を書くと、小学生の作文みたいで最初は違和感を感じると思いますが、無意識に染み込ませるには自分が主体となる、収縮する文章で書く必要があります。
作文感にはそのうち普通に慣れるので大丈夫です😊

日本語の特徴の一つに否定形が多いことが上げられるくらい、日本語は否定形で物事を表現することが多い言語。
私達の内部思考も否定形になりがちです。
アファメーションを通して、否定形で考える癖を直していっていただけるといいな、と思います。

占星術のアファメーションは

占星術のアファメーションでは、この肯定的な自己宣言を新月・満月のときに行います。

新月満月の周期は約2週間なのですが、実際にやってみるとこの2週間が丁度いい感じ。
毎週は頻繁すぎる。
毎月だと月の前半のことは忘れがち。
約2週間というのはいつでも新鮮で、変化も感じとれる周期だなーと思います。

で、この新月満月ごとに、月のいる星座の象意に合わせて願い事を10件書く、というのが一般的な占星術のアファメーションです。

各星座の象意をまとめるとこんなかんじ。

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各星座の象意

新月に「叶えてくれること」→叶えたい願いを書く。
満月には「叶えてくれること」+「手放せるもの」→叶えたいことと手放したいものを書く。

新月はエネルギーがゼロになっている→スタートの時
満月はエネルギーがフルチャージ状態→願いが叶った感謝と手放しの時

と考えるので、新月の願い事が2週間後の満月でかなう、あるいは、半年後の同じ星座での満月にかなう、と言われています。

この半年が一つキーポイント。
私はレジリエンストレーニングやタンパク質飢餓の解消、脳トレのような、心理的スキルとか脳のトレーニングを割とやっているのですが、どのトレーニングも、あれ?いつの間にか変化してるな?? と感じるのがだいたい半年目なんです。

かなーりゆるくやってても、半年後には自然と成果を感じる。

多分シナプスが繋がりやすくなるとか、脳に変化が現れる期間が半年なのではないかしら? 検索してないけど。

また自分の目標を象意に照らして表現し直すと、自然と2週間か半年くらいで達成できる小さな目標にブレイクされてしまうということもあります。

例えば「フリーランスで月45万円手取りで稼ぎたい」と赤裸々な願いを毎回書いていた時は全然願いは叶いませんでした。
が、各星座の象意に合わせて目標を落とし込みはじめると、そこが変わって、

例1:水瓶座新月(人脈が象意)
自分がほしいだけの額を稼ぐにはどんな人脈を築くのがいいか?
→「私は成功して十分稼いでいる個人起業家とネットワークを作ります」
→「私は個人起業家とつながるために自分の考えや感情、仕事や作品をSNSで発信します」

こんな風に具体的な行動を言語化するので、目標が叶いやすくなります。

なぜ具体的にすると叶いやすくなるかというと、大成功する必要はないから。
上記の例の場合ですと、書いたとおりSNSで発信できて、自己表現の努力ができて、それによって人間関係がちょっとでも広がればOK。

嬉しいことに星座って毎回イケイケじゃなくて、スローな星座もあるんですよ。というか交互に来ます。

例2:蟹座新月(家族・安らぎが象意)
自分が目標額を達成するために必要な安らぎってどんなもの?
→「私は自分自身に必要な安らぎを与えるために、もやもやしたときは心に従って自分のやりたいことをします」
→「私は自分を癒やすために、片付けや自分自身のケアを優先します」

というようなアファメーションを書く機会もある。これもすぐに達成できちゃう願いですね。

このようにアファメーションによって人付き合いが増えて、自分を大切にする時間が増える。そうするとまた違う局面に入っていき、願いが変わっていく。

星座のリズムに乗りながら、定期的に取り組むことで、ちょっとずつちょっとずつ成長していく
→小さく願いが叶い続けていつの間にか大きな目標がかなっている
ってことではないかと思います。

毎回10件書くのが大変だ

というわけで、新月満月のアファメーションはすごくいいんですけど、2週間毎に星座の象意に合わせて10件書くっていうのが結構大変なんですよ。

自分に向き合って願いを書くって意外と気力を使う。
仕事、家事、介護でいっぱいいっぱいな人だと10件のアファメーションすら無理。
言語化の習慣を持ったほうがいいのはわかっているのに、時間と気力がないからできないし、続けられない。
でお、忙しいときこそ、大変なときこそ、やっておいた方がいいのです。

そんな忙しい人たちにも効率的にアファメーションしてもらうため、書いているのが、noteのアファメーションのワークになります。

・1つだけ書く
・1つだけなのでできる限りこれだけはやっとけ!という課題を見つけ出したい→ホロスコープを細かく読み込んでワークを作る

2週間に1つだけなのですが、それでも確実に成長できるのは、毎回ホロスコープが人生や自分自身に関わるような課題を読み取らせてくれるから。

西洋占星術には人間が生まれてから死ぬまで、死んで次に生まれ変わるまでどう成長して変化いくかという視点で構築されているので、その精髄であるホロスコープには人生のあらゆる課題が含まれているんですね。

そのため、語彙が豊富で、遊び心もあり、より深く、多面的に自分の心に向き合うことができます。

この半年、読み取ってきた課題はこんなかんじ。

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自己啓発系と語彙がかなり違いますよね?

自己啓発が苦手な人、しっくりこない人、星座で言うと、蟹・魚・蠍にはきっとアファメーションの方が楽なはず。感覚的な獅子・水瓶、牡牛あたりも。自由な心の射手さんにも向いてると思います。

少しずつでも自分に向き合って夢や希望、目標、自分自身を言語化しておくことで、無意識の中にその言葉が蓄積されていき、似たシチュエーションが来た時の反応・行動が変わる。

手を上げられる、目が輝く、返事が早い、興味を持ってくれているのが傍から見てわかる。そんな程度でいい。

貴方の小さな変化を見た周囲の人が
「あのひとに頼んでみようか」「話だけでもしてみようか」
となることで、チャンスがやってくる。
チャンスが増えれば願いが叶う機会も増えるんですね。

ホロスコープのアファメーションは、より広く深く課題をくれるので、目標の精度も上がってきます。
取り組めば取り組むほど成長でき、願いが叶う仕組みはこんな感じです。

みんなに自分の願いを叶えてほしい

私がこれまで叶えてきた願いは、

・食物依存からの脱出
・より健康的な生活
・頻繁に起こってた頭痛や眼精疲労の改善
・腰痛の改善
・直感を磨く
・人の成長や成功に貢献できる人間になる
・自分や周囲の人の創造性や主体性を大切にする
・自分を卑下しすぎる心を置いていく
・自分を取り繕いたくなる気持ちの手放し
・季節を大切にする人間になる
・自分の理想のために粘り強く努力する人間になる

みたいな感じで、ほんと小さなことの積み重ねです。
その集大成として現在の自分とか収入(大したものじゃないですけど)がある。
自分がここまで来たのに、どんな下地が必要なのか、それを得るための自分の変化のさせ方もわかったので、怖いことや不安がどんどん減ってきている。

不安を消すには努力しかないんです。
とはいえ、心をすり減らすような努力や我慢、忍耐は必要なくて、毎日毎週ほんの少しずつ改善を積み重ねていき、自分の土台を分厚く確かなものにすることで不安が消えるのだと思います。

これは私の個人的な感想なので、他の人に同様の効果があるかはわかりません。
努力が苦手な人もいるだろうし、不安が一生消えない人もいるかもしれない。

でも一緒にアファメーションをしてくれている友人たちのこの半年の変化や成長を見るに、決して間違ってはないし、自分を成長させるために十分有効なものだ、と思っています。

友人たちが書いてくれるアファメーションの言葉が素晴らしくて、私の星詠みの強力なモチベになっている。

新月満月の星詠みをnoteに書くようになったのは、より多くの人の成長に協力できたらという思いからなのですが、noteも思ったよりも多くの人に読んでもらえていて、とてもうれしく思います。

できればアファメーションにも取り組んで、ご自身の夢を叶えてほしい。願いの叶え方の参考になるといいな〜と思ってこの記事を書いてみましたよ。

ぜひ軽い気持ちで取り組んでみてくださいね。少しずつで大丈夫なので!

●続編を書いてみました。
https://note.com/saririmt/n/n38fe19911df1


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