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アフターコロナで光輝く純資産が多い低PBR企業を狙え!!

はじめましてこんにちは、サラワン@米国債ストレスフリー長期投資家です!

普段は債券中心のポートフォリオですが現在のマーケット状況は魅力的です。マーケットが2番底を目指すのであればリーマンショック以来の絶好の買い場になります。

何を基準にして銘柄を選ぶかは人それぞれかと思いますが、個人的におすすめなのが純資産が多い低PBR銘柄です!
理由は比較的リスクが少なく手堅い投資が出来るので、投資している人にかかるストレスが少ないからです!
ここまで揺さぶられたマーケットが更に揺さぶられれば、結構な歪みが発生しますので上手く立ち回って行きましょう。

<<注意>>
本記事には個別の銘柄の紹介はありません。
あくまでPBR投資と今後の見通しを書いた記事となります。
マーケットは日々変化しており、現時点での銘柄調査はあまり意味を為さないと考えているからです。

■そもそもPBRとは?

簡単に言うと企業が解散したとしたら、どれくらいの資産が株主に返って来るかを表す数値です。

(例)
  ①PBRが0.5倍の企業 : あなたの持っている株の2倍の資産が貰えます。
  ②PBRが1.0倍の企業:あなたの持っている株と同程度の資産が貰えます。
  ③PBRが2.0倍の企業:あなたの持っている株の1/2の資産しか貰えません。

ですので、出来る限り①のような低PBRの割安な企業を買う良いということになります。優良企業であればPBR = 1.0の株価が抵抗になることが多いです。

■そもそもそんな企業があるのか??

平常のマーケットであればそこまで多くはありません。
まともなマーケット環境では、PBRを基準にした理論株価と実際の株価の乖離はなくなります。優良企業であればある程です。
俗にいう歪みが無いという状態ですね。

例えば、[9202]ANAホールディングスの年末の株価は以下の通りでした。

2019/12/27 [9202] ANAホールディングス 3,663円  PBR:1.04倍

しかし、現在、ANAのPBRは下がって1.0倍を切っております。

2020/4/1 [9202] ANAホールディングス 2,421円  PBR:0.69倍

現在、諸問題を抱えてはいますがPBRが1.0倍を切っているのは解散価値だけを考えればお買い得になります。

■買う人がいなくなった後の理不尽な下げがチャンス

ご存知の通り、ANAは1,000億の追加融資の打診やCAの方々の稼働率を下げるなど苦境に立たされております。恐らく一般投資家の見えない所でも資金繰りに駆けずり回っていることでしょう。
なので、今、PBRが1.0倍を切っているので諸問題を考えるとあまり手を出さない方が良いでしょう。

では、いつ/何を買えば良いか。
それは以下の条件を全て満たしたケースとなります。

 ①投資タイミング:再度、マーケットが理不尽に売り込まれた時
 ②投資対象: 現時点でPBRが1.0倍以上を保っている優良企業でPBR1.0を割った企業

①に関して、現時点、マーケットのプレイヤーはまだ余力があり買い支えが出来ている状態です。下落相場が長期化し、このマーケットプレイヤーが買い疲れを起こした時、買い支えを失った時が買い時になるでしょう。

②に関しては、現時点でPBR 1.0をキープしている企業は、マーケットの揺さぶりに耐えた企業です。それらがマーケットの都合で株価を下げた時が仕込みチャンスとなります。PBRが1.0を切っていれば尚更です。

■低PBR企業への投資は邪道

低PBRへの投資は正直言うと邪道です。
ここまで書いておいて何だと言われそうですが、理由は企業を見ずに資産を見ているだけだからです。

本来、投資家というのは企業の社会貢献の見込みを見て出資するべきです。

「この企業は将来的に人々の暮らしを豊かにする/現在抱えている問題を解決出来る、だから資金援助をしよう」と考えるべきです。

理想論と言えば理想論なのですがね…。
何はともあれ、資産運用の期待値を追求するのであれば低PBRは手堅い投資手法です。

■まとめ

いかがだったでしょうか。

低PBR投資は手堅い投資手法のため、投資している人にかかるストレスは比較的少ないかと思います。

コロナ問題は長期化する見込みが高くなってきました。
少しずつでも良いので準備を進めてより良い資産運用をしていきましょう。

本記事が一人でも多くの方々の金融リテラシーの向上に役立っていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回以上となります!

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