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vol.8 【Wordの基本のコツ・ワードで困ることへの対処】

やはりWordの使いづらさは、「改行」と「改段落」を意識していないから

でしたね。

今回は、「行間」について取り上げます。

Wordで困ること

Wordの行間って、上手に操れない!

何かに合わせて、ある程度フォントを大きくすると行間を「思いっきり」広げてしまうWord。下図のように、フォントを10.5ポイントを11ポイントに変更しただけで、大きく行間が空くのに、11→20ポイントへ変更しても変化がない。

Wordで困ることへの対処

「何かに合わせて行間を『ドバッ』と広げる」Word。何かとはいったい何者でしょうか。

グリッド線の表示

それは、グリッド線です。グリッド線を表示してみましょう。
メニューの[表示]をクリック、[グリッド線]にチェックを付けます。

グリッド線が表示されます。

フォントを大きくするとグリッドの行間からはみ出る。するとWordはグリッド線2行分を使って1行の文章を表示していたんですね。

行間を指定する

行間も、「段落ごと」に設定されてしまいます。
※改行はSHIFT+Enterで、改段落はEnterで文章を書いていると「段落ごと」の感覚がつかめてきますよ。

行間を設定したい段落を選択後、
メニューの[ホーム]をクリック後、段落のグループの「▢矢印」をクリックし、段落画面を表示します。

行間の設定だから、画面中段の「間隔」の設定、[行間]に目が奪われてしまいますが、この画面で一番気にしてほしいのが、

です。このチェックが付いているから、Wordはグリッド線に行を合わせようと試みてくるのです。

ここのチェックを外し、行間を最小値として、

OKボタンをクリックすると、グリッド線を無視して行間が最小になります。

[行間]グリッド線に合わせず設定できると、思い通りに操作できそうですね。

行間を思い通りに操作できた!

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