夏の「食中毒」に注意!食べ物の管理を徹底しよう

皆さん、こんにちは!
SARAスクール「食の資格」担当スタッフです。

これから本格的な夏が到来しますが、
夏は気温・湿度が高く、細菌が増殖しやすいために
四季の中でも特に「食中毒」にかかりやすい時期です。

食中毒にかかると下痢、嘔吐、発熱などの症状が現れ、
これが数日から2週間程度続くことになります。
また、この期間は免疫力が低下し、
さまざまな病気を発症しやすくなります。

食中毒は細菌やウイルスに汚染された食品によって起こりますから、
食中毒を防ぐためには食べ物をしっかりと管理する必要があります。

そのためにはまず「冷蔵保存」を徹底することが大切です。
特に水分を多く含む食べ物は細菌が増殖しやすく、
常温保存だとすぐに傷んでダメになってしまいます。

夏はみずみずしい夏野菜が美味しい季節ですが、
夏野菜には水分がたっぷりと含まれています。
夏野菜に限らず、水分を含む食べ物はすべて
常温保存にせず、購入後すぐに冷蔵庫で保存するようにしましょう。

火を通した料理は大丈夫だと思いがちですが、
火を通した後でも水分があればそこから細菌が増殖します。

たとえば、ほとんどの家庭でご飯と炊いていると思いますが、
ご飯にも水分が含まれているので、
炊いた後そのまま常温で置いておくと翌日くらいには傷んできます。

カレーなどスパイスがたっぷり入ったものも例外ではありません。
作った料理を2日にわたって食べることが多いものですが、
この場合には当日のうちに冷蔵保存しましょう。

その上で、できるだけ早く食べるようにし、
少しでも味や匂いがおかしいと思ったら食べずに捨ててください。

また、自分用としてや子供用として、
お昼のお弁当を作る人も多いかと思いますが、
お弁当を食べて食中毒になることも多々あります。

特にリスクが高いのが、
生の食べ物と水分を多く含む食べ物・料理です。

たとえば生野菜、生ハム、マヨネーズ、
炊き込みご飯(チャーハン含む)などは細菌が増殖しやすいです。

お弁当には調理した水分の少ないものを入れるようにしましょう。

また、お弁当を作る際にしっかりと手指を洗う、
冷めた状態でお弁当に詰める、保冷剤・保冷バッグを利用する、
などして細菌の発生・増殖を防ぎましょう。

電子レンジを使える状況にあれば、
電子レンジで加熱してから食べるのがよいでしょう。

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