寝だめしても疲れるだけ!上手な睡眠とは

皆さん、こんにちは!
SARAスクール「心理・カウンセラーの資格」担当スタッフです。

今回は「寝だめの是非」についてです。

そもそも睡眠は1日のおよそ1/3を占め、
心と体の回復に必要不可欠なものです。

ショートスリーパー、ロングスリーパーの方もいますし、
年齢によっても適切な睡眠時間は異なりますが、
一般的には6~8時間くらいが理想といわれています。

大体の人が6~8時間程度の睡眠時間がとれていると思いますが、
時には眠れない日が続いてしまうこともありますよね。

そんな時、前日までの睡眠不足を取り返そうと、
休日に「寝だめ」をしようとしがちで、
実際に寝だめをしている人は多いのではないでしょうか。

しかし、実は寝だめに睡眠を貯蓄する力はありません。
むしろ体内リズムが狂ってしまい、
体が疲れたり精神的に不安定になりやすくなります。

体内リズムというのは25時間のサイクルで回っていますが、
地球の1日の周期は24時間で、1時間の誤差があります。

この誤差を埋めるためには朝に光を浴びる必要があるので、
寝だめして午後に起きたり、1日中寝てしまうと、
起きた時に浴びた光を脳が朝だと勘違いし、
体内リズムが崩れてしまうのです。

当然ながら平日に溜まった疲れを回復させるには
十分かつ良質な睡眠が必要ですが、
寝だめしても睡眠を貯蓄できるわけではありませんので、

休日にたくさん寝て疲れを回復させたい場合には、
お昼や夜まで寝続けるのではなく、
前日の夜に早く寝て、十分な睡眠時間を確保しつつ、
いつも通りの時間に起きることが大切です。

たとえばいつも朝の6時に起きている人であれば、
前日の20時に寝れば10時間の睡眠を確保できます。

20時に寝るのが難しいという場合には、
ひとまずいつも通り起きて活動した後、
お昼に少し寝るようにしてみましょう。

このようにすることで、体内リズムを崩すことなく、
睡眠時間を確保することができます。

また、睡眠の質が高めることも大切です。
睡眠時間が同じでも質が違えば回復の程度も異なりますから、
睡眠の質を高める対策も行っていきましょう。

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