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DTMという謎の和製英語

DTMというものをご存知でしょうか
Desktop Musicの略で
「パソコンで音楽を作る」ことを指します。

「へぇー、何それ面白そう」
そう思ってググる人が100人に3人くらいいるかなと思います。
それなりによく分からない言葉がチラホラでてきます

では、「DTM」で画像を検索してみてください。

なんと、カッコいい車の画像がたくさん出てきます。

勘の良い方はお気づきでしょうか
実はDTMって日本語なんです。

英語ではMusic Productionとよく言います。
ただ、これはDTMのように手段を限定したものを
指すのではなく
「音楽をつくること」そのものを指します。

では、これらの2つの言葉を比べて、
DTMがいかに変な言葉なのか
というのを見ていきます

先程DTMが「パソコンで音楽をつくること」と言いましたが、
現在全ての音楽はパソコンで作られています。
そのため言葉をそのまま翻訳すると2つの言葉は同じ意味なのですが、
日本で「パソコンで音楽をつくる」という言葉はその音楽のジャンルをある程度絞ることができます。
そのジャンルはボーカロイド、EDMやインストです。
これらの共通点としては自分は歌わないことが挙げられます。
あくまで個人的な考えを述べているので「ちげーよ」という意見があるひとがいるとは思います。

なんでこのような不思議な言葉が生まれたのか
それはさっぱりわかりませんが
明確な問題点がいくつかあります

DTMと聞いて何のことかわからない
自己紹介とかSNSのbioで圧倒的に困ります。
自己紹介できてない事になってしまうので
書くべきではないレベルになってしまいます。

海外の情報が調べにくい
音楽制作の情報は日本語の情報だけでは足りないことが多く海外のサイトや動画などで情報は収集することが多いです。前に述べたようにDTMは日本語なのでそのままだと海外の情報はヒットしません。
調べるために自分の調べたいことを
英語でなんというか調べる羽目になります。
手間です。

ジャンルが絞られるせいで日本語の情報が少ない
日本語の情報が多ければそもそも2つ目の問題は起きないはずなんです。
これは僕自身めちゃくちゃ困りました。
何事でもそうですが、はじめたての頃って何が分からないのか分からないレベルなので、教えてくれる人や環境が間違いなく必要です。
ところが人類の叡智たるインターネットを使ってもそもそも自分の欲しい情報がヒットしないことはよくありました。

DTMは言葉自体が初心者に優しくないんです。

散々DTMのことに色々言ってきましたが
僕はプロフィールにMusicianと書いてます。
わかりやすいでしょう。

では

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