【流産の術後1か月】私が思ったこと
note書くの久しぶりな気がしますが、今月一回更新してるんですね。
今回は言葉遣いとかあんまり気にせず、自分の好きなことを自由に書いていきたいと思います。
タイトルは稽留流産の手術をしてからって書いてあるけど、それ以外のことも書いていくかも。
何を書くのかまだ決まってない、徒然なるままに書いていこうと思っています。話が行ったり来たりすると思います。
本当は、もっと違うことも書きたいんですけどね。
面白いドラマとか仕事のこととか。
でもやっぱり、あんまり人に話せないようなことを書くのもnoteだと思うので。夫ともこのことについてはもうあまり話をしなくなってしまったので、ここで今の気持ちを正直に書いていきたいと思います。
私がいま誰かに話したくて、話せない内容は、このことかなあと。
流産の表現あるので、読む方は注意してください。
手術してからもう1か月以上たったんだなあ。
毎日が忙しくて何日経過したか振り返る余裕もなかった。
でもやっぱり、ふとした時に思い出します。
友人が妊娠しているんですけど。
友人の赤ちゃんと予定日がめちゃくちゃ近くて。その友人にだけ妊娠初期に話したんです。
友人が話してくれたので、私も会話の流れで。
娘の時は私も用心深くて誰にも話さなかったけど、娘の時も大丈夫だったから今回も大丈夫だろう、って思ってしまったんですよね。
正直、自分が流産するなんて思わなかったです。
でも、職場の人の話を聞くと、結構してる人がいました。
それを自ら話してくれる人もいれば、今回のことを知って話してくれた人もいます。
流産は10人に1.5人の割合で起きます。
それを、自分は大丈夫だろうと過信してた。
自分の落ち度はそれです。
友人のことをうらやむとかそういうのはありません。生まれる赤ちゃんのことを非常に楽しみにしています。
でも、同級生になる子どもがいるはずだったんだよなあ、っていうのは思います。友人とも同級生なので、同級生同士の子どもになったかなあなんて。
なに話してたのかなあ、なんて。
どうして流れてしまったの、と悲観的には思いません。
流れることに意味があったのかもしれませんし、淘汰されるのもまた命ですからね。流れる運命だったのでしょう。
でも流れなければどうなっていたのかなと考えることはあります。
てかこの記事、術後すぐに書かなくてよかったな。
今のほうが気持ち落ち着いてて、書きやすい。笑
最近、娘が人形さんによしよししてます。
保育園でも、友達の靴を準備してあげたり、持って帰るものを確認したりとずいぶん世話焼きをしています。笑
人のことをお世話するのが好きな子なんだな、と思いました。
この子がお姉さんになっていたらどんなだったろうな、とは思います。
きっと大切にしてくれていただろうなと。
お姉さんにしてあげたかったなと思うこともありますが、それは親のエゴですよね。それを娘が望んでいるかどうかはわかりません。
もしかしたら今後お姉さんになる機会があるのかもしれませんが、それは今のタイミングではなかったんでしょう。
私も夫も年子です。
なので、年の離れた兄弟というのが正直あまりよくわかりません。
物心つく前から相棒(下の子)がいて、相棒と一緒に育ちました。
親はめちゃくちゃ大変そうでしたが…笑
だから、2歳以上離れるとどういう子育てになるのか想像もつきません。
楽だよ、とは聞きますが、離れてば離れてるなりに大変なこともありますよね。
知り合いの方に言われた言葉があります。
「うちは娘たち5歳離れてる。でも、本当はこんなに空けるつもりなかったの。流産を繰り返して、結果ここまで空いてしまった。何度も流産したから、親にも、安定期に入るまで言えなかった」
このセリフを言われたとき、私には正直ピンと来なくて「大変な人もいるんだなあ」としか思わなかったです。
自分も年子だし、うちは早いほうがいいなあなんてのんきに思っていました。
でも、いまようやく少しわかった気がします。
なかなか授からない不安、授かっても流れていく命。
その人は確かに精神的に強い方でした。
何度も、いろんな感情を乗り越えたんだと思います。
自分に子どもがいるのって本当に奇跡なんだなと思いました。
全然当たり前のことじゃない。
子どもがいて、母である私も隣にいること。
すごーく幸せなことなんだなって、今回それは一番思いました。
正直、二人目を焦っていた気持ちもあったんです。
夫と年が離れているので、早くしなきゃって。
それに気を取られて、娘がいる奇跡をちゃんと理解していなかった。
私が、二児の母になる準備ができてなかったから空に還ったのかなとも思いました。
二人目妊娠中、コロナが怖くて仕事を辞めるって夫に言って大喧嘩したことがあったんです。
この子を守れるのは私しかいないんだから、ってわたしは言いました。
でも、そのとき夫に言われた言葉を、私は一生忘れないと思います。
「仕事辞めてどうすんの。さらさが、おなかの中にいる子どもを想っているのはわかる。でもさ、俺のことも娘のことも考えてないだろ。仕事辞めて家族の生活が成り立たなくなったらどうするつもり?目の前にいる娘のことを、どうやって養っていくつもりなんだよ。娘のこともちゃんと考えろよ」
って言われたんですよね。
がつーんときましたよ。笑
そう、おなかの子に気を取られて娘のこと全然考えられてなかった。
まあ当時はつわりっぽいのもあったから、イライラもしてたのかもしれないけど。
この会話聞いてたから親が未熟だと思って還ったのかしら…(遠い目)。
正直、このとき娘は超絶パパっ子で(最近ようやくママに懐いてきたレベル)、「パパ」しか言わなくて、「ママ」とは全然しゃべってくれなかったんです。
心のどこかで、娘には夫がいればいいんだろうなって少しいじけてたのかなあ……。
とにかく未熟者でした(今もだけどね!笑)。
流産した後、娘のことを見る目が変わりました。
まじでこの子は奇跡の子だったんだなあとか。
よくこんな親のところに生まれてきてくれたなあとか。
この子のこともっとちゃんと考えていかなきゃなあとか。
二人目に焦りすぎていて、娘が積み木を高く積み重ねられるようになっていたこととか、服がサイズアウトしてきたとか、全然気づかなかった。
今回の稽留流産は、目の前にいる娘のことをもっとちゃんと見ろってメッセージだったのかな、とは強く思います。
親として、もっとしっかりしなきゃいけない、と精神的にはかなり強くなった出来事でした。
本当に強くなりました。笑
人の痛みも、わかるようになりました。
二人目も、もう焦りはありません(夫はわからないけど…)。
来てくれたときが、タイミングです。
どーんと構えていようと思います。
まあ来なかったら来なかったでしゃーなし。笑
流れた子どものことはたぶんずっと忘れないと思います。
でも、目の前で笑っている娘のことを大切にすることも絶対に忘れません。
最後に、男性サイドの気持ちについても触れたいと思います。
夫は正直、流産に対してあまりピンと来ていませんでした。
残念だし、悲しいけれど、またご縁があるよ、と話してくれました。
女性は「ん?」と思うかもしれませんね。
他人事じゃないか!?と…笑
でも、それが精一杯の気持ちだったんだと思います。
夫は身体の変化はないし、生活は何も変わってません。
以前、奥さんが流産してしまったという男性とお話する機会がありました。
「奥さんに話があるって言われて。どうしたのって聞いたら急に泣き崩れて。流産したって言われて。ごめん、ごめんってずっと謝ってて。でもべつに奥さんは何も悪いことはしていないから、大丈夫だよ、また頑張ろうって言ったんだけどさ」
「俺は体の変化は何もないけど、女のひとはやっぱり子どもを一度お腹に宿しているからさ。きっと思うところはあるんだと思う。でも、やっぱり、悔しいけど、俺にはわからない気持ちだった」
と話してくれました。なぜその話になったのかわからなかったのですが、その男性が真剣に話してくれたのを覚えています。その男性は何も言えなかったからとにかくそばにいたと話していました。
この話を聞いたとき、私はまだ独身で、完全に男性サイドの考えでした。悪いことは何もしていないのに、どうして奥さんが泣く必要があるんだろう?考えすぎなんじゃないのかな?と疑問を抱えていました。
でも、自分が流産して、奥さんの気持ちが痛いほどわかりました。
お腹にいたのに、どうしてこの子なの、どうして生めなかったの、楽しみにしてたのに、ごめん、生めなくて、ごめん…いろんな感情があります。
すべての男性がそうではありませんが、女性の気持ちすべてを理解するのは、なかなか高度なことです。
旦那さんは奥さんのそばにいて、話を聞いてください。
気持ちがわからなくても、支えになるのは確実に旦那さんです。
今回について、書きたいことは書きつくしたかしら。
また何か思い出したら、書こうかな。
ながーい独り言に付き合ってくださりありがとうございました。
お空で元気にしてますか。
母は、元気です。
一瞬でも二児の母にしてくれてありがとう。
母子手帳もなかったから、あなたは私と夫の記憶と病院のカルテの中にしか存在しない子どもです。
だけど、ずっと忘れません。おなかに来てくれてありがとう。
最後のエコー写真受け取れなくてごめんね。
空に還った子はよく忘れ物を取りいったというけど、何を忘れたのかしら。
この前ママはパパが牛乳を買ってくれたのを忘れて、わざわざ仕事終わりにコンビニに買いに行きました。冷蔵庫が牛乳だらけで大変でした。
牛乳は高級品なので普段は娘しか飲みませんが、この時ばかりはママもパパもめちゃくちゃ牛乳飲みました。おいしかったです。
色々準備してるので、また会えたらよいですね。
身体に気を付けて過ごしてね。
では。
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