サマリーポケットに段ボール2箱分の雑誌を送ってみた【サブスクのある暮らし③】
【このマガジンについて】
編集者→ディレクターになった1年生が、いろんなビジネスモデルを学ぶために始めたマガジンです。身の回りのサブスクリプションサービスについて、良かったところや気づいたことをメモしていきます。
断捨離すると、自分にとって大切な物がよくわかる。段ボール2箱分の雑誌を、サマリーポケットに送った。休刊した雑誌や、昔の仕事で使った資料がほとんどだ。全て過去の情報だし、いまの世界では〝役に立たなもの〟になってしまったけれど、思い入れがある。
流行りの本や実用のための本はメルカリに出してもいい。けれど、古い雑誌は、時代のアルバムとしてアーカイブしておきたくなる。
近々処分する雑誌と、すぐ読み返すものだけ、手元に残した。
せっかくなので、送ったうちのいくつかを振り返ってみる。
レアな雑誌
◼︎CHOKiCHOKi girls…チョキガ!いまのトップインフルエンサーが、学生時代によく出てたな。
◼︎KERA…モテでも好感度でもなく、「好き」を目指すことを肯定してくれた雑誌。中村明日美子や嶽本野ばらなどの作家も教えてくれた。この頃のKERAを読んでいた人とは友達になりたい。
ウェディング系ムック
ウェディング誌をつくっていた時に資料として読んだ。ウェディング誌の読者は、ブランドの新作やトレンド情報より、自分らしさをだすための実例のニーズが強かった。本誌とは全然違う雑誌作りができて面白かった。
ファッション誌もろもろ
あとは、Cancamが路線変更した号とか、姉Camの創刊号とか、そんな感じ。
ともかく、大事なバックナンバーをきれいに保管することができてよかった。この話をすると、「でも、倉庫に送ったものを取り寄せることって、あるの?」と聞かれる。正直、自分でももう読まないだろうと思う。けれど、〝必要ないけど手放せないもの〟を、世界のどこかに置いておけることに、安心を感じるのだ。
時間を保存しておくために、月額400円払うのは、そんなに悪くないんじゃないかなと思う。いまは、ものより気持ちにお金を使いたい。
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