見出し画像

動物施設の現状(カリフォルニア)2021年5月

カリフォルニア州在住 住んでいる町の動物保護施設で保護猫のボランティアに参加しています。


アニマルシェルターと言えば ちょっと前までは ある一定の期間に引き取りがなければ殺処分、とかあまり良いイメージがなかったかもせれません。

動物保護施設の大体は住んでいる町が運営しています。

なので方針は場所によるとは思いますが 今は大体が処分前に動物保護団体に引き取られていると思います。

そういった保護団体がペットショップなどと提携して週末に譲渡会などを催しています。

今時のアニマルシェルターと呼ばれている保護施設は綺麗でしっかりした設備とスタッフが揃っています。

皮膚病や怪我などの治療が必要な動物もしっかりした手当が行われています。

このコロナ流行前までは猫や小動物の保護部屋は日本のペットショップみたいな「見て癒される」ような場所でした。

ちょっと可哀想に思うのは犬の施設の方。

大きさも十分な仕切り内に1匹ずつオモチャやプランケットを、入れてもらっている状態でしたが 鳴いていると言うか吠えている犬が居て 怯えている犬もいました。

掃除、お世話がしやすいからなのかコンクリートでの仕切りで声が響くんです。

それでもボランティアの人達が来て違う場所で数匹ずつ遊ばせたり散歩に出したりしていました。

(猫の方はボランティアさんがケージごとに猫を出して抱っこしたりあやしたり)


それが昨年からのコロナの流行により 施設内への人数制限から始まり

今はスタッフ以外の出入りは禁止で施設内でのボランティアも受け付けていません。

コロナ流行で家で過ごす時間が増えてペット需要が増え施設から沢山の動物達が譲渡されて良い流れにもなりましたが 今はまず

施設のウェブページで希望の動物を見つけ電話にて予約を入れて出向くようになりました。

譲渡前のお見合い(?)では家族全員での参加が義務で 飼っているペット(主に犬)も同伴する人達もいました。

今は 多分 家族全員での面会が基本だと思いますが 親の希望で子供の参加は断れるかもしれません。

(子供達の学校もいまだ希望者のみ通学です。)

ちょくちょく施設に行っていた私には この方法があまり好きではありません。


仕方ない事だとは思いますが、やっぱり施設に入って実際に自分の所に寄ってくる子だったり、怯えていてすぐに家に迎え入れたいと思う子だったり

猫なら数匹一緒の部屋で飼われていて最初から多頭飼いに慣れている子だったり

以前はもっと それぞれにぴったりの飼い主さんと引き合わせてもらえていたのになーと。

きっと私が、思っている以上に施設で働いている人達も感じているかもしれませんが。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?