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寺子屋さらん祭り レポート

 令和6年5月18~19日の2日間、長野市の栽松院にて第1回寺子屋さらん祭りが無事に開催されました。本年1月より本格的にスタートした寺子屋の定期講座を土日にまとめて体験していただけるように、また、来てくださった方に日常から離れてお寺でゆっくりお過ごしいただくことをテーマに、お寺を開放して行いました。


講座の体験

 体を調える部門では、自彊術、官足法、和みのヨーガ、リフレクソロジーの講座が、心を調える部門では、仏教講座(ミニ法話)、茶道体験、坐禅体験、池坊生け花展、キネシオロジー、紙芝居が行われました。

自彊術体験講座で療法を学ぶ様子


官足法で効果的な揉み方を学びました
和みのヨーガで自分の体の緊張をほぐす方法を体験
リフレクソロジーで1人ずつ丁寧にプロのマッサージ

 

ミニ法話で心の拠り所のお話をする住職
観音堂「黄梅庵」で茶道体験


池坊生け花講座の社中展
アロマを使って心のしこりをほぐすキネシオロジー
お釈迦様の教えの例え話をオリジナル紙芝居で




境内では飲食店

 本堂の外の境内では中国茶、お弁当、手作り焼き菓子、コーヒー&ケーキ、自家製野菜のバインミー、おやきなどの体にやさしい飲食のお店が並び、パラソルや縁側で皆さんにゆっくりお過ごしいただきました。

中国茶の味わいと香りにくつろぐひととき
淹れたてコーヒーとケーキ
山菜やわらびのおいなりさん、スパイスの効いた焼き菓子
大人気のおやき

人の縁

 ふらっと偶然立ち寄ったら知り合いがいて再会を果たした人、目的があって来たら別の講座やお店を知って新しい縁が広がった人、長年お寺の前を通っていたけど中に入ってお参りしたのは初めてという人、講座の講師の先生同士の出会い・・・。本当にいろんな縁が結ばれた2日間でした。講座で身心を調え、おいしいものでくつろぎ、たくさんの人がお寺に来てやさしい気持ちになって帰る、それは仏さまが1番望んでいることではないでしょうか。仕事や家庭や学校などの規制やプレッシャーからひととき離れて、素の姿で出会い、言葉を交わし合い、体験を共有し、柔和な身心でまた日常へ帰る。お寺がそんな循環の一部になっていることを、わたしも肌で感じ、しあわせな気持ちになりました。

感謝

 今回のさらん祭りは、第1回ということで私も企画・開催に戸惑いや不安もありましたが、とにかくやる!と決めてから3か月間、120%のエネルギーを注いで準備し、それ以上にたくさんの方々に支えられ、多大なるご協力をいただき、こんなにも多くの方に喜んでいただき、無事に開催することができました。みんなの縁と力が集結し、仏さまに見守られながら円成しましたことを心より感謝いたします。

またお気軽にお寺にお越しください!

講座予定はこちら

 講座は、6月から通常の定期開催に戻ります。スケジュールについてはこちらをご覧ください。

6月の予定

お寺で身心の健康を守り保つ学びを開催しています。
どうぞお気軽にご参加ください。お待ちしています(^-^)

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