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ゆめにっき 20200330

わたしは こどもたちと プールあそびをしている

まとめていた絵画を一枚 一人の男の子が

ぺら~んと プールに落として笑っている

「あら〜取っておいで」

わたしは そう 静かに男の子に話す

昼食をみんなで摂るところ

こじょうさんは たくさん子がいる中で

一人ひとりが 食べたいものを 手渡している

ある子は あんぽ柿 

ある子は クッキー

みんな揃った 給食は此処にはない

それぞれが それぞれに 食べたいものを 頂く

あんぽ柿を選んだ子は 

食べてみたら口に合わなくて すすまない

こじょうさんは 歌をうたい始めた

どこの言葉なのか 

あまり 聴き慣れない響き

けれど 

子どもたち 

おとなたちも

その音に 耳を傾けていた

静かな音

懐かしい響き


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こどもと関わる仕事をしていたとき

わたしは 色んな矛盾や葛藤を抱えていた

と思い込んでいた


残っているのは

銀杏の落ち葉を「きれいね」と何度も舞わせたこと
その子どもたちの おだやかな 表情

上から下からおおかぜ(大風)来い〜来い来い来い〜

部屋いっぱいの大風呂敷を上下に揺らして 風を起こして遊んだこと
その ふっ とした 解放された子どもたちの表情

いつおとなに見つかるか冷や冷やしながら 
子どもたち主体で 火起こしをどうやったらできるか 試行錯誤していた姿と真剣な眼差し

ホースの水を動かして 陽の光が水に反射し 様々な表情を魅せる水をひとしきり 見つめている子
その後 絵の具を出して 水と 様々な色で 変化 する様子を魅せてくれた
その瞳は 澄んでいて 美しかった

心に きらきらと 輝いている

今も







ゆるやかななかで 心が響き合う瞬間

お読みいただき、ありがとうございます。 とても励みになります! みなさまから頂いたエネルギーを巡らせていけるよう、精進してまいります!