私と、ぬり絵カラーセラピーとの出会い。
私が最初にぬり絵カラーセラピーに出会ったのは、2016年、熊本地震の時でした。ちょうどその頃、カルチャーセンターでの色彩講座に通っていましたが、突然の震災で、講座は一時お休みに。
毎日のように起こる余震におびえる毎日。
家の中の片付けもあり、心落ち着かない日々でした。
そして何よりもあのときの地震の恐怖。心は萎縮していました。
そんなときちょうど受講中だった色彩講座のぬり絵カラーセラピーは、そんな疲れた私の心にとって、とてもタイムリーなものでした。
しばらくして講座は再開され、ぬり絵を何枚も描いて行くうちに、使う色にも変化が表れ、心に穏やかさが戻ってきたのです。
心に抱えている感情を色を通して解放させることは、思った以上に心が癒やされることを、まさに実感として体験したのでした。
そのとき描いたものと、書き添えたコメントです。
★1枚目
心の中はモヤモヤとした不安がありグレー。明るい色をあまり使いたくなく、紫色で描いた。濃い色より薄い色を使いたかった。描きながら泣きたくなった。
★2枚目
希望を持ちたい気持ちでこの絵を選んだ。1枚目と違って、明るい色を使いたいと思う気持ちになった。余白に四つ葉のクローバーも描いてみたくなった。
★3枚目
地球、宇宙を感じたい気持ちで塗った。空は深い深い宇宙の色。月はゴールド。紫のくらげは海にたゆたう感じ。心を穏やかにしたい気持ちで描いた。
その後、私は「このぬり絵カラーセラピーを多くの人に体験してもらいたい!」と、ぬり絵カラーセラピストの勉強をし始めたのでした。
そして勉強をして分かったのは、それぞれこのような意味があったのです。
★1枚目→まず初めに自分の心の状態を知る。
不安感、そして癒し(紫)を求める気持ちが体の周りに表れています。濃い色を使いたくなかったのは、心にまだ力が湧いていなかったからかもしれません。そんな自分を把握することができました。
★2枚目→次にネガティブな感情を発散させる。
新芽に託して、力なくしぼんでしまった心に「希望」というエネルギーを与えることで、少しずつ明るく元気な色が使えるようになりました。内側に溜まっていたネガティブな感情やストレスを色を通してデトックスできたのです。
★3枚目→プラスイメージを描く
2枚目で感情をアウトプットしたところで、心地のいい色やイメージをインプットしていきました。のんびりとおだやかで、宇宙にたゆたう心・・。1枚目と2枚目では使わなかった青色。静かな心が蘇ってきました。
このように3つのプロセスを踏むことで、どんどん心が解放されていくのを感じました。
たかがぬり絵。されどぬり絵!
サロンメニューにずっと加えたいと思いながら、なかなか形を作れなかったぬり絵カラーセラピーを、このたびメニューに加えてみました。
オンラインでは行っておりませんが、熊本在住の方がおられたら是非、サロンで体験されてみてくださいね!
今日も記事をお読みいただきありがとうございました♪
※この記事での写真はすべて©ハート&カラー「カラーセラピーぬり絵」です。
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