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根暗にエコは難しい?#私とコン・ポのていねいじゃない暮らし

「コン・ポ」と名付けたバッグ型のコンポスト「LFCコンポスト」との生活をはじめて2ヶ月半。コン・ポさんは次のステージへ進み、根暗の持ち主も新たなる挑戦をはじめました。

コン・ポさんはネクストステージへ

コン・ポさんは、2か月半の生ごみ投入期間を終え、熟成期間に入りました

3人家族ですと2ヶ月ほど、一人暮らしの私のごみの分量だと3ヶ月は投入できるとのことですが、堆肥を使って4月に入る前にもう種まきを始めたかったため切り上げました。熟成期間は2週間。それまではベランダで封を閉じたまま、じっくりと待ちます。猫も興味津々。

根暗が新たに手に入れたアイテム

生ごみをごみとして出す必要がなくなったことで、プラごみが気になってきていた昨今。素材からすべてを自炊する丁寧な生活からは程遠く、「他人が作った飯を食いたい」を合言葉に、私は外食やテイクアウトを繰り返しています。そんな私の生活でごみが発生しやすいのはテイクアウト。テイクアウトに繰り返し使える容器が欲しいと、新たなアイテムをゲットしました。
愛用しているシリコンタンブラー「ストージョ」のボックス版です。

買ったからにはかなりの回数使いたい。しかし、私の前に大きなハードルが立ちはだかりました。

根暗は会話を減らしたい

私は生まれつき根暗です。小学生の頃には通信簿に「声と字が小さい」と書かれていました。それを読んだ親がどんな気持ちになるか考えてくれ。

根の先端にミラーボールがついているほど根が明るい方に、どれくらい根暗かが伝わりそうな話を。根暗ゆえに外食はラーメン屋か回転ずしを選ぶようにしています。なぜかと言うと店員さんとあまり会話をしなくていいからです。ラーメン屋は食券があり、回転ずしは食べたいものを取ればよいのです。最高。

そんな私に「この容器に入れてもらえますか?」は、割とハードルが高い。「あ、いいですよ」で済めば、1ラリーなので許容範囲ですが、相手が少し悩んだりしたら私にはオーバーキルです。必要性を語って説得するなんて、もってのほか。そんなわけで、持参した容器に入れてもらうのは非常に勇気が必要なアクションであることに、ストージョボックスを手に入れてから気付きました。

和菓子屋さんで、いざ

まずはガチガチに定まったマニュアルを基にアルバイトが働いているといったお店は避け、近所の個人経営っぽい和菓子屋さんで挑戦することにしました。

ストージョボックスを差し出し、「これに入れてもらえますか?」と頼むと、容器を持って来る客は初めてだったようで驚かれました。しかし「エコですね!」と好意的に受け入れてくださいました。根暗なので、薄ら笑いを浮かべて、店員さんの優しいことばをやり過ごしました。

すでに包みがついていますが、プラスチックの使い捨て容器は省けました。

おはぎに穴が開いているのは私がフォークでひっくり返ったものを戻したからです。そう、おはぎにこの容器は大きかった!中でおはぎがブレイクダンスしてしまっていたようです。

2回目は一度目の反省を活かし、野田琺瑯を持って訪れました。すると、何も言わずとも、容器を見て受け取ってくれました。あ、もうお願いしなくていいんだ。根暗は心底ホッとしました。

お願いするのは初回だけでいいこと。協力してくれるお店と断られるお店があるでしょうが、対応を知ることでエコフレンドリーなお店を選んで通えること。良い流れだし、少しの勇気で根暗にもできそうです。

コン・ポさんをきっかけにまた少し生活にエコが根付きました。

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