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「#今日からやる会議」スタッフの学び~海外にウケる日本のコンテンツ~

テレビ東京「今日からやる会議」スタッフが、毎回の「学び」をお届けしていきます。今回の担当はスタッフ梶本です。

7月4日に放送された「今日からやる会議」
テーマは「海外で売れている番組を知って、Tシャツに使用する番組ロゴを決めよう!」
海外向けの番組販売を担当する、テレ東・国際事業部から2人の社員を招き
どの番組をTシャツ化するのか議論しました。

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【キーワードはやはりアニメ】
さて、国際事業部の二人からまず上がったのは、やはり海外では日本のアニメがウケており、その要素を入れたほうがいいのではないかということ。
私の周りの外国人も、日本に来た動機としてまずアニメが好きだったから、という声を多く聞きます。
今や”アニメ”という言葉=日本のアニメを指すものとして定着しているほど。

何が日本のアニメを、海外のAnimationと違ったものにしているのでしょうか。
見たことのある海外のAnimationを考えたときに、やはり一番に上がるのはディズニーですよね。そのほかにもパワパフガールズ、トムとジェリー、スヌーピー、ムーミン等はなじみ深いと思います。

・・・とこれらの作品。みなさん最近見てますか?多くの人が、ああ子供の時に見たな~懐かしいな~と考えるのではないでしょうか。
対して日本のアニメは、SNSやイベントを見ても熱狂的な大人の視聴者が多いと思います。なぜでしょう?ちょっと考えてみました。

【日本のアニメってなんで特別?】

予想1
 外国のキャラはほぼ動物か、人間でも超デフォルメされている。
    日本のアニメキャラは生身の人間に近く、魅力を感じやすい。
 
日本のアニメのファンって、大体推しキャラがいます。キャラに恋して、架空の結婚式をあげちゃう人だっています。これはやはり恋愛対象としてのリアルな魅力をデザインの軸にしているからだと思うんです。
ここがやはり大人がハマるポイントじゃないでしょうか。

予想2 外国のAnimationは子供向けのわかりやすい内容。
    日本のアニメは大人向けの内容。

日本のアニメは、考察サイトがたくさんありますよね。つまり、難しいんです。社会問題や、歴史・宗教的な知識を盛り込んだものが多い。エヴァとか子供の時に見ても絶対わからない。使徒って言葉もまず分からない。
大人の知的欲求をくすぐる、ここも大人がハマる部分でしょう。


アニメはもうかる!

・・・なので、アニメが大きな経済効果をもたらしているのは納得ですね。
なにせ日本のアニメの視聴者は自分でお金を使える大人。
それも彼らを熱狂的にハマらせる特徴をアニメは持っているのです。

近年はアニメとコラボする企業もたくさん増えてきました。
セーラームーンとコラボした化粧品や

<公式> 美少女戦士セーラームーン×資生堂マキアージュ
https://maquillage.shiseido.co.jp/features/sailormoon2020/

今年新作映画の公開が待たれるエヴァをデザインした洋服

<公式> エヴァンゲリオン×ユニクロ
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/feature/ut-eva2020/
<公式> シン・エヴァンゲリオン劇場版×glamb
https://www.glamb-lodge.com/archive/feature/evangelion/

放送でもあったように、超低予算番組「今日からやる会議」では
アニメ版権を大規模に利用することは難しいのですが
「ポケットモンスター」「NARUTO」「BLEACH」「おそ松さん」等これまで大ヒットアニメを放送しアニメを武器とするテレビ東京というブランドを活用していきたいと思います!

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