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間違いだらけの読書備忘録

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「感じる乱読家」を自称するわたしが、読書スタイルを変えて「人生を考えたい」というテーマの元、読書についての考えや読んだ本について書いた記事のまとめです。
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センスのない努力を続けてきた:『「仕事ができる」とはどういうことか?』(2/3)【間違いだらけの読書備忘録(10)】

こんにちは、さらばです。 現在、以下の本について備忘録を書いています。 楠木 建 山口 周『「仕事ができる」とはどういうことか?』 1はこちら。 センスがあるひとの特徴楠木さんは"はじめに"で、以下のように語られています。 この"はじめに"には、本書の趣旨がこれでもかというほど端的にまとめられています。『ストーリーとしての競争戦略 - 優れた戦略の条件』を読んだときにも思いましたが、楠木さんの本はこの冒頭の文章が実質的に本の端的な「まとめ」になっており、内容を振り返る