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さらば、noteを書く理由

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誰得のマガジンなんだという感じで恐縮ですが、わたしがnoteを書く理由や自己紹介的内容について書いた記事をまとめました。
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2023年2月の記事一覧

11年10作+7年20作:文書きとしての段階(3/3)【さらば、noteを書く理由(7)】

1、2はこちら。 今は第2部3章の手前商業的な意味で成果が出なかったことはそれなりに残念だと思いますが、個人的にこの3年はとても有意義だったと感じています。 まずプロットを作ってから書くことの様々な効能を実感できました。 プロットが固まっていさえすれば、執筆自体は仕事をしながらでもひと月でいける、ということも解りました。 編集のひとに向けて、売れることを考えて物語をつくるという意識を経験しました。 色々な意味で実力が上がったことは実感するのですが、それでもBefore A

11年10作+7年20作:文書きとしての段階(2/3)【さらば、noteを書く理由(6)】

1はこちら。 第2部2章は商業志向それまでのわたしの執筆スタンスと言えば、第1部から数えて15年以上 「好きなものを好きなように書く」 以外の何者でもなく、当然の帰結として売れることは考えていませんでしたし、その努力もしませんでした。 これまで他の記事で何度か書いてきたとおり、他人の評価を気にすることで書くことが楽しくなくなったり、書くことをやめてしまうことになると、人生にとって損失が大き過ぎるという考えが基本にあります。だからとにかく書き続ける、書き続けられる自分であ

11年10作+7年20作:文書きとしての段階(1/3)【さらば、noteを書く理由(5)】

今回の話の前段はこちら。 文書きとしての段階プロフィールにも書いているとおり、わたしは18年以上物語をつくり続けているのですが。 かなりざっくり分けると、最初の11年間と次の7年以上(現在進行形)でだいぶ内実が異なります。 そこで、便宜上前半11年を「第1部」、後半7年以上を「第2部」と呼んでおおまかな流れを書こうと思います。 第1部:11年10作とにもかくにも「小説という形式で物語を書く」と決めたわたしは、手始めに5ヶ月ほどかけて一本の長編小説を書きました。 長編と言

さぁ、ひととしての次元を上げるときがきた【さらば、noteを書く理由(4)】

こんにちは、さらばです。 noteを初めて一ヶ月半ほど経ちました(特に一度も宣言してませんけど、なにげに今のところ毎日更新してます)。 はじめの三日間で自己紹介がてら、 どういう心構えで書くか。 なにを書くか。 ということを書きました。 でもこれらの記事では、 どうしてnoteを書き始めたのか。 ということにはほとんど触れていません。 とは書きましたが、思い立った理由はそれなりにあります。 それをひと言で表すと今回のタイトル、 「さぁ、ひととしての次元を上げ