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#青ブラ文学部 お題「妬いてるの?」 裏お題「焼いてるの?」

青ブラ文学部
山根さんの企画に参加させて頂きます。

お題を見て
文章が浮かんだので
詩を書きました。

少しの優しさと
ほんのりする暖かさ
気持ちが届けられたら良いなと…

山根さん
どうぞ宜しくお願い致します。


「二人の秋時間」

あなたは焚き火の前で
目をキラキラさせながら
前を見つめている。
私に見せる表情とは違う輝き
少し妬けてしまう心がじれったい。
でも真っ直ぐ見つめる横顔に
やっぱり惹かれていく。
遠くて近い恋への道
横に座ると気はそぞろとなり
すべてがうわの空。
何も言わずに時が過ぎ
穏やかな秋が流れていく。
しばしの空間の中
あなたの視線が私へ向き
笑顔の瞳が弾けた。
思わず微笑みを返し
行き交い絶えず一つの心へ
手渡す焼き芋の温かさが伝わり
焼いてあるあなた
妬いている私
二つの物語がほっこりした。

          紗羅


下記が
山根さんの企画になります。

#青ブラ文学部

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