題名　「生きる軌跡」

生まれた時に繋がれる生の道
始まりがあるから終わりがやって来る。
それがいつかは分からず
今と言う時を重ねて生きていく。
起伏が多い人生の道筋に足跡が残り
地図のように広がる自分の世界。
まだ残る余白には　
これからの軌跡を描いていく。
人生は波瀾に富み　紆余曲折する心の中で
自分の活路を見出し地図を埋めていく。
笑顔が記され　涙が記され　
心ある道を歩きながら
心無き世界にも辿り着く。
空白の時　今はそのままで
この場所を過ぎ去っていき
先をゆく少し成長した自分が振り返り
過去の時を軌跡として残していく。
止まらぬ思いを胸に
進む心はいつでも踏み出し　
その心が生きている証となる。
そして　日々を積み重ねる生涯の記録を
鮮明に映し出せるよう　
消えない記憶の元へと心を預けていく。

　　　　　　　　　　　　　　　紗羅

何のために生まれて　何のために生きる。

その思いを軌跡として残し
いつも思い出しながら生きていきたい。

どんな感情も自分のすべて
自分がすべてを巻き起こしている。

穏やかな風に流れるような感情も
竜巻のような突風が吹き荒れる感情も

忘れないように　
付箋を貼るような形にして
今はまだ向き合うことが出来ない心なら
あとで　その時感じた心を深く埋めていく。

そうやって　自分の生きている心の地図を
完成させていきたいと思っています。