第20期ヴィンテージ神挑戦者決定戦 参加メモ

0.はじめに

こんにちは。sapuriと申します。
昨日、第20期ヴィンテージ神挑戦者決定戦に参加してきました。
これまで16期から19期まで参加を続けてきましたが、今回は4位と一番良い
結果を残すことができました。

16期:10位 17期:14位 18期:13位 19期:8位 20期:4位

次回参加時への備忘メモを兼ねてnoteに残したいと思います。記録的な側面が強く、読み物としてはあまり面白くないと思います。

1.デッキ選択

気持ちとしては、「いつものDredgeで!」と行きたかったです。
しかしながら、直近のMagic Online(以下MO)上のメタは《Initiative》と《Tinker》が多かったです。紙でも一定数の使用者がいることが考えられるため、これらのデッキの2つともに有利が付かないのは厳しいです。
加えて+α要素として、紙のヴィンテージではメタゲームに関係なく、自分の好きなデッキを持ち込む層がいます。そのあたりの有象無象のデッキに対して再現性の高いコンボプランが取れる《Doomsday》は一定数いると予想しました。加えて、《Initiative》にある程度有利が取れる《Oath》が残ってくると読みもありました。
残念ながら《Dredge》ではこの中で明確に有利なデッキはないため、泣く泣く《Squee Pitchvine》を選択。結果的には予感は的中し、自分が持ちうるカードの中においては正しいデッキ選択ができていたと思います。

2.デッキリスト

MOでよく見るリストと大幅に異なる点としては未実装の《Poxwalker》を取っている点です。追加の《Vengevine》としての枠ですが、これは非常に強力でした。この枠は《Snapback》が入っていることが多いと思います。後は比較的オーソドックスな採用だと思います。《Mindbreak Trap》は《Tinker》や《Initiative》に効果があるため、4枚と多めに採用。これも功を奏したと思います。

3.当日の環境

当日の空き時間、多少他の卓の状況を確認しましたが、ほとんど事前の読み通りの環境でした。
あえて読みと少し外れていた点があるとすれば、55名ほどの参加者で、自分の見た範囲で《Initiative》は5-6人ほどいたのですが、SEに1つも残らなかった点です。推測するに、事前に強めに対策されてしまっていたという点が大きいと思います。加えてMO環境よりもリストが散っているため、環境外の有象無象のデッキに負けてしまったのではないかとも思っています。
実際、当日は《UB reanimate》のようなMOではまず見ないアーキタイプもいました。

4.当日のマッチアップ

r1 Doomsday WW
Dredgeを持ってこなかった自分を褒めたい。どちらの試合も速度でシャクって勝ちました。1ゲーム目は《Dark Ritual》から《Necroportence》を出されましたが、《Vengevine》のクロックが早かったので、相手側が間に合っていなかったです。やはりデッキ名を関するカードは伊達じゃないなと思いました。

r2 Tinker WLW
1ゲーム目が、《Vengevine》+《Hollow One》のクロックで早く終わりすぎてしまい、相手のデッキが特定できず対Jeskai読みでサイド入れ替えました。結果として、2ゲーム目はきれいにコンボ展開されて負け。3ゲーム目はサイドを対《Tinker》に入れ替えて勝ちました。デッキがほとんど特定できないときはある程度丸めにサイドインアウトしたほうがよいなと反省。結果的に、今回の全試合の中で一番大きいミスだったと思います。

r3 Hullbreacher WW
試合内容をあまり覚えていません。
しかしながら、かなり嚙み合ってスト勝ち。露骨に3マナ立てていた場面では《Bazzar of Baghdad》を起動しないようにしたことが勝ちにつながったと思います。

r4 3cDRS
予選で一番怪しかったマッチで最も不利なアーキタイプでした。1ゲーム目は《Bazzar of Baghdad》を破壊されるもお互いに決定打がなくなったところで《Bazaar of Baghdad》の2枚目を引いて勝ち。2ゲーム目は《Deathrite Shaman》を2枚出されて《Tarmogoyf》と《Hollow One》が睨み合いになりそのまま《Deathrite Shaman》にライフを吸われて負け。3ゲーム目は《The Tabernacle at Pendrell Vale》で更地にされながらも、《Squee, Goblin Nabob》と《Master of Death》でリソースを取り戻して《Poxwalker》と《Vengevine》で殴り勝ち。かなり運に救われた試合でした。お相手のプレイヤーの方はかなり上手な方だったと思います。

ここで4-0となり、次の2ラウンドはIDとなりました。

r5 ID
晴れる屋の近くの松屋でネギたま牛丼を食べました。店員さんがアジア系の人だけで日本の雇用が心配になりました。

r6 ID
ストレージからContagionの独語とパイオニアで使うカード数枚を発掘し、近場の古着屋でパーカーを買いました。SEまでに2時間待ちは激しい。

SE1 Aggroshops
1ゲーム目は《Wasteland》から《Bazaar of Baghdad》を破壊されてしまい、《Patchwork Automaton》が大きくなって負け。2ゲーム目は《Force of Vigor》で《Nettlecyst》と《Sol Ring》を破壊し、そのまま《Hollow One》で嵌めて勝ち。3ゲーム目はお互いに更地に近い状況になった場面から《Bazaar of Baghdad》でリソースを回復して勝ち。3ゲーム目はお相手がクリーチャーをあまり引けていなかったところにかなり救われた面があります。ラッキーでした。

SE2 Oath+Paradoxical Outcome
負け試合ですが、せっかく晴れる屋さんのアーカイブに残ったので詳細はそちらで。


1ゲーム目、3ゲーム目はどちらも《Oath of Druids》を《Forbidden Orchard》絡めて、1ターン目に出されて負け。これはもうどうしようもなかったです。2ゲーム目は相手とのカウンターの応酬があり、サイドから数を増やした《Mindbreak Trap》が刺さって勝ち。なぜかこれが結構刺さった方が多く、試合後に友人・知人からDMを何通かいただきました。

5.終わりに

ということで結果としてSE2没となりました。

数日前にVintage環境考察の記事を上げており、これで全然違うメタゲームだったら配信してくださった眞白井さんと添削さんに悪いなと思っていたのですが、結果的にそうならずによかったです。

今後もMOと合わせて紙の大会にぼちぼち出ていきたいと思います。
最後までご拝読いただきありがとうございました。


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