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産子に五香(ごこう)を飲ませず
産子に五香(ごこう)を飲ませず、神酒神水にお洗米を入れていただかせれば、産毒は取りさばきくださる。
金光教教典
379頁
山本定次郎の伝え
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おはようございます。
当時、産後に最初に出る澄んだ母乳を、あら乳(あらちち、初乳<しょにゅう>)と言い、毒になるとして捨て、新生児に五香を飲ませる習慣がありました。
五香とは、まくり(海人草)、甘草(かんぞう)、大黄(だいおう)などをまぜた煎じ薬です。
また、産毒(さんどく)とは、産婦と新生児にあるとされた毒のことです。初乳には産毒が含まれているとされました。
教祖様は別の御教えで、初乳は捨てずにそのまま飲ませよ、と言われ、この御教えで、産毒のとりさばきには、御神酒、御神水に御洗米を入れて頂かせよとおっしゃっています。
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初乳を飲ませることは、今日の医学も勧めていることです。
このような知見を教祖様が持たれたこと、自信を持って参拝者に勧めていることに感銘を覚えます。
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