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堪忍、こらえること第一なり

人に一つたたかれたれば、お前は手が痛うはなかったかえと申して堪忍しておけば、二つとたたかれることなく、けんかすることなし。堪忍、こらえること第一なり。

 金光教教典
 359頁
 鳩谷古市
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おはようございます。

この御教えについて鳩谷古市さんは、次のように言っておられます。

「信心すれば、ここまでこらえねばならぬものなりと思い候。実の信心は、恐れながらむつかしきものと思い候。口で申せばみやすきものにて候。なれど、実はむつかしきものなり」

*

実際にたたかれることは滅多にないでしょうが、面子をつぶされる、理不尽なことをされる・言われる、偉そうにされるなどのことはあろうかと思います。

その時にこの御教えを思い出すことができたり、お取次を頂くことができれば自分が誤ることはありませんが、頭に血が上った状態になると、周りが見えなくなってしまいます。

そんな時は、ぜひ一日時間を置いて、それからお取次を頂かれる事をお勧めします。

わたしは、そのようにしておかげを頂いたことがあります。逆にそれができずに、後悔していることもあります。

*

一日時間を置く。
そして、お取次を頂く。

このことをぜひお勧めします。

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