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子どもには「愛情」が一番大事!

【CTREE. Sun】
愛情、自分に向けられた温かい関心、安心感。これは、子どもの成長にとって最も大切な事だと思います。

子どもは自分に向けられる関心、自分をありのまま認めてくれる存在が本当に大事です。子どもは心で丸ごと生きているような存在です。

愛は人間が生きていく上で大事ですが、特に子どもにとってはなによりも大事なものです。
子どもを一人の人間として尊重し、自己実現力を信じて見守り、子どもが一人ではできない部分をサポートしてくれる存在が成長に不可欠です。

「赤ちゃんの要求に細やかに気づいてあげる」これが、生まれたばかりの子に親がしてあげられる最も大切なことです。

赤ちゃんが親に関わろうとしたら、応えてあげてください。ほほえみを、ささやきを、見つめる瞳、を受け止めて下さい。
泣いたとき、抱き上げて、肌と肌で触れ合うことで子どもは安心します。

子どもの最大の欲求は「安心感」

赤ちゃんの最も強い欲求は、「親と一緒にいるときに安心すること」です。

いくら保育園や幼稚園で一生懸命みていて同じ時間を過ごしても、どれだけ先生として子どもに好かれたとしても。やはり心の中での一番はお父さんとお母さんです。

お父さんやお母さんの前ではあまのじゃくになって「帰らない」と言ってみたり、ちょっと泣いてみたり、時には大好き!と飛びついたり。その子によっていろんな反応がありますが、
一日中その子を見てきた保育士からすると、「あんだけお母さんまだかなぁというてたやん!」「いつもそんな風に泣かないやん」とツッコミを入れたくなる時もありますw

お母さんお父さんが困った顔をしている状況だったとしても、子どもにとってはそれが大好きの裏返しであることがずっと見ていると分かってしまいますw
なので、お母さんお父さんは自信をもって、子どもの姿にひるまず。「おいで」「わかったわかった」「がんばって待ってたんだね」「会いたかったよ」と、優しく声をかけたり、ぎゅっとしてあげてください。そうすると、落ち着いたりするのです。

子どもは自分がいる環境に非常に敏感です。例えば赤ちゃんは安全で愛に満ちた、情緒が安定する環境をつくってあげると、たくさんの良いことがあります。

◎脳に健全なストレス反応システムが発達し、これが効果的に機能してストレスホルモンを減らす。
◎ストレスホルモンのバランスが取れてくると、赤ちゃんの学習・理解に必要な神経回路が守られ、心血管と免疫システムが正常に機能できる。
◎家族からの支えがストレスの悪影響から和らげるため、小さな生活上のストレスを「成長するチャンス」に変えられる。
◎親がストレスに対して健全に反応する様子を見ることで、自分も健全な反応をすることを学習する。

家庭内で激しい対立が起こる環境では、赤ちゃんのストレス反応システムが損なわれ、つねに警戒態勢をとるか、ストレスへの反応が鈍くなりすぎるかのどちらかです。

こうなると赤ちゃんは、世話をしてくれる大人との間にできる愛着(情緒的結びつき)を築けなくなり、後に攻撃的または怠惰になる傾向が強まります。
生後6か月未満でも何かが変だと感じ、血圧と心拍数が上がりストレスホルモンも上がります。

子どもの前でケンカをすると子どもの脳の発達をすべて損なう訳ではありません。言い争う時は、相手の支えになり、わずかでも愛情表現を見せることで、子どもは親には家族の調和を守りながら衝突に対処する「能力と意志」があるのだと学習します。

対立したとき「脅迫」「罵り言葉を浴びせる」「暴力をふるう」などがあると子どもの心はダメージを受けます。

最後になりますが、こんな研究があります。

ハーバード大学 エドワード・トロニック博士
【関わろうとする赤ちゃんを母親が無表情で見つめる
                                    という実験】

赤ちゃんは、笑いかけたり、指差したり、手を振ったり、
金切り声をあげたりと、
ありとあらゆることを試しますが、母親は無反応に対応する。

結果はどうなったと思いますか?

赤ちゃんは徐々に、顔をそむけたり、泣いたり、元気がなくなったりしました。母親が無表情の演技をやめても、すぐには関わろとしなかったそうです。

ただし、一瞬の時間をおいたのちに信頼は戻り、関りは回復しました。

赤ちゃんとの信頼関係は、こうしたプロセスを何年も経て築かれる(または破壊される)のです。

参考文献↓

そして、子どもの一生の基本的な性格もこのような生活の積み重ねの中で、また周りの人とどういった関りをしたかによって構築されていくと個人的に思います。

保育士はこのことを日々の子どもの姿を通して理解しているので、毎日毎瞬間のアイコンタクトや子どもから発せられる言葉に耳を傾け、子どもの関心があることに関心を向け、その関わり合いの中での信頼関係の構築を大事にしています。子どもの成長に必要だと分かっているので行っています。

そんな愛をまっすぐ求める純粋な子ども達の心は
ピュアでとてもきれいです*

でもきっとその愛は、お父さん、お母さん、その子の近くにいつもいる大人、そして社会全体が分かってくれるならば、子どもはもっと安心して、もっと幸せな気持ちを感じながら生きていけるのではないだろうかと思います*

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
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